デプロイ済SOAコンポジット・アプリケーションへのXSLTカスタマイズのインポート

WLSTコマンドを使用して、既存のSOAコンポジット・アプリケーションのXSLTカスタマイズを更新します。

XSLTカスタマイズを既存のSOAコンポジット・アプリケーションにインポートするには:

1. WLSTを起動します:

   sh FMW_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh

2. sca_exportUpdatesコマンドを使用して、カスタマイズを.jarファイルにエクスポートします。

   例:

   sca_exportUpdates('http://soa_server_host:soa_server_port', 'all',
   '/tmp/test/sca_SupplierMaintenance_updates.jar', 'SupplierMaintenance',
   '1.0', user='weblogic', password='weblogic1')

   ノート:

   以前のカスタマイズがない場合、このコマンドでは.jarファイルは作成されません。この場合は、単にzipを使用してダミーの.jarファイルを作成します。たとえば、/tmp/test/sca_SupplierMaintenance_updates.jarです。
3. SOAサーバーに接続します。

   connect('weblogic','weblogic1','t3://soa_server_host:soa_server_port')

4. exportMetadataコマンドを使用して、既存のXSLT (.xsl)ファイルをエクスポートします。

   exportMetadata(application='soa-infra',server='soa_server1',toLocation='/tmp/test/',docs='/deployed-composites/default/SupplierMaintenance_rev1.0/Transformations/Transformation_InitializeBusinessRule.xsl')

5. 必要な更新で.xslを編集します。
6. .jarファイルに更新を追加します。

   例:

   zip -r sca_SupplierMaintenance_updates.jar Transformations/*

   .jarファイルに、更新された.xslファイルが同じディレクトリ構造に含まれるようになりました。

7. sca_importUpdatesコマンドを使用して、更新をSOAコンポジット・アプリケーションにインポートして戻し、カスタマイズを保存します。

   例:

    sca_importUpdates('http://soa_server_host:soa_server_port', '/tmp/test/sca_SupplierMaintenance_updates.jar', 'SupplierMaintenance', '1.0', user='weblogic', password='weblogic1')

8. sca_exportUpdatesコマンドを使用して、更新を再度エクスポートし、変更が適用されていることを確認します。

   例:

    sca_exportUpdates('http://soa_server_host:soa_server_port', 'all', '/tmp/test/sca_SupplierMaintenance_updates.jar', 'SupplierMaintenance', '1.0', user='weblogic', password='weblogic1')