他のヒューマン・タスクのタスク履歴の追加
この機能を使用すると、あるヒューマン・タスクを別のヒューマン・タスクで継続できるようになります。単一のBPELプロセス内に複数の関連タスクを持つシナリオは多数あります。たとえば、次のようなヒューマン・タスクがあると想定します。
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コンピュータに対するマネージャの承認を取得するための調達プロセス
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間にある複数のBPELアクティビティ
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IT部門がコンピュータを購入するための別のタスク
2番目のタスクの参加者が、マネージャが購入を承認したときに作成された承認履歴、コメントおよび添付を表示する必要があるとします。このオプションを使用して2番目のタスクを最初のタスクに連鎖すると、BPELプロセスでこれらの異なるタスクをリンクできます。
連鎖したタスクの場合は、新しいタスクのタイトルをタスク・メタデータ(.task
ファイル)から設定することはできません。たとえば、既存のタスクAが新しいタスクBに連鎖し、タスクBにヒューマン・タスク・エディタで新しいタイトルが設定されている場合、このタイトルは認識されません。したがって、連鎖したタスクに異なるタイトルが必要な場合、そのタイトルは、タスク・サービスreinitiate
操作をコールする前に、タスク・インスタンスに設定する必要があります。BPELプロセスがタスクを開始する場合は、ワークフロー・サービスAPIがコールされる前にタスクのタイトルを設定します。JavaプログラムがワークフローAPIをプログラムでコールしている場合は、タイトルを設定する必要があります。
タスクの履歴を他のタスクに追加するには: