デフォルトSOAデザインタイムMDSリポジトリ接続の概要

SOAコンポジット・アプリケーションを作成すると、SOA_DesignTimeRepositoryという名前のファイルベースのSOAデザインタイムMDSリポジトリ接続が自動的に含まれます。デフォルトのディレクトリの場所は$JDEV_USER_DIR/soamdsです。

この接続は次の機能を提供します。

  • 設計時に使用するファイル・ベースMDSリポジトリ。データベース・ベース型デザインタイムMDSリポジトリは、サポートされません

  • すべてのMDSリポジトリは参照可能です。

  • デフォルトのリポジトリ場所は、別のフォルダやバージョン制御の場所を指すように変更できます。

  • すべてのSOA-MDS操作では、このSOAデザインタイムMDSリポジトリを使用します。

  • ウィザードにより、このMDSリポジトリで、WSDLやスキーマ・ファイルなどのデザインタイム・アーティファクトをSOAプロジェクトから共有できます。

ノート:

  • 共有データをSOAデザインタイムMDSリポジトリに追加して、リポジトリをバージョン制御システムでバックアップする場合、このデータをバージョン制御システムに追加する操作はOracle SOA Suiteでは提供されません。この共有データをバージョン制御システムに追加する必要があります。

  • adf-config.xmlファイルにSOA-MDSリポジトリ(/appsネームスペース)が事前構成されているリリース11g SOAコンポジット・アプリケーションがある場合、すべての共有および消費操作は、adf-config.xmlに定義されている既存のリポジトリに対して実行されます。