一方向メッセージ交換パターン
一方向相互作用では、メディエータは起動されますが、コール元にはレスポンスを返信しません。表24-1に示すように、ルーティング・ルール・ターゲットのタイプに基づいて、レスポンス、フォルトおよびコールバックが処理されます。
ノート:
イベント・サブスクリプションには、一方向相互作用と同じ変換パターンが適用されます。
表24-1 メディエータのWSDLが一方向相互作用の場合のレスポンス
ルーティング・ルール・ターゲットのタイプ | レスポンス |
---|---|
リクエスト |
レスポンスはありません。 |
リクエスト・レスポンス |
レスポンスは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。 |
リクエスト・レスポンス・フォルト |
レスポンスおよびフォルトは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。 |
リクエスト・コールバック |
コールバックは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。 |
リクエスト・レスポンス・コールバック |
レスポンスおよびコールバックは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。 |
リクエスト・レスポンス・フォルト・コールバック |
レスポンス、フォルトおよびコールバックは、別のターゲットまたはイベントに転送されます。 |
図24-1は、一方向メッセージ交換パターンを示しています。