DVMを使用して静的ルーティングをオーバーライドするには:

  1. メディエータ・コンポーネントをダブルクリックして、メディエータ・エディタを開きます。

  2. 「ルーティング・ルール」セクションの下で、変更するルーティング・ルールまで下にスクロールします。

  3. 「次を使用してオーバーライド」フィールドの右側で、緑色の矢印で識別されるボタンをクリックします。図20-42に、「次を使用してオーバーライド」フィールドを示します。

    図20-42 「ルーティング・ルール」の下にある「次を使用してオーバーライド」フィールド

    図20-42の説明が続きます
    「図20-42 「ルーティング・ルール」の下にある「次を使用してオーバーライド」フィールド」の説明

    「ルーティングのオーバーライド」ダイアログが表示されます。

  4. 「ドメイン値マップの使用」を選択して、ドメイン値マップを作成したり使用します。図20-43に、「ルーティングのオーバーライド」ダイアログを示します。

    図20-43 「ルーティングのオーバーライド」ダイアログ

    図20-43の説明が続きます
    「図20-43 「ルーティングのオーバーライド」ダイアログ」の説明
  5. 「場所」フィールドの右側で、「新しいDVMファイルを作成します。」(緑のプラス(+)アイコン)をクリックし、新しいDVMファイルを作成します。ドメイン・マップ値の作成ダイアログが表示されます。

    ノート:

    また、「検索」アイコンで識別される「既存のDVMファイルを検索します。」をクリックすることで、既存のDVMファイルを選択できます。

  6. ドメイン・マップ値の作成ダイアログで、「DVM名」を指定し、「ディレクトリ」を選択してDVMファイルを格納します。「OK」をクリックします。「DVMファイル作成済」ダイアログが表示されます。

  7. 「OK」をクリックして確定します。「ルーティングのオーバーライド」ダイアログが、新しいDVMの詳細で移入されます。新しいDVMを作成した後「ルーティングのオーバーライド」ダイアログが表示されます。

    図20-44 新規ドメイン値マップの詳細

    図20-44の説明が続きます
    「図20-44 新規ドメイン値マップの詳細」の説明

    オーバーライド可能なメディエータの機能ごとに新規ドメインが作成されます。たとえば、図20-44に示すように、メディエータのフィルタ式でフィルタ・ドメインが作成されます。

  8. DVMの参照列に対応する「キー・ドメイン」を選択します。

  9. 「値式」フィールドの右側で、「式ビルダーの起動」アイコンをクリックし、キー・ドメインに対応する値式を指定します。「式ビルダー」ダイアログが表示されます。

  10. ドメイン・キーの値式に対応する式を構築して、「OK」をクリックします。式ビルダーの詳細を調べるには、「ヘルプ」ボタンを使用できます。

  11. 「ルーティングのオーバーライド」ダイアログで、「OK」をクリックします。