phaseアクティビティ

このアクティビティは、BPELプロセスと統合するためのOracle Mediatorおよびビジネス・ルール・サービス・コンポーネントを作成します。メッセージ・リクエストの入力変数およびメッセージ・レスポンスの出力変数を作成し、BPELプロセスの変数のコンテンツを評価するビジネス・ルールを設計します。

これらのタスクを完了すると、次のアクティビティとサービス・コンポーネントが作成されます。

  • assignアクティビティ: メッセージ・リクエストの入力変数およびメッセージ・レスポンスの出力変数が含まれます。

  • invokeアクティビティ: BPELプロセスでOracle Mediatorパートナ・リンクを起動するように自動的に設計されます。

  • Oracle Mediatorパートナ・リンク: メッセージ・リクエストの入力変数を、このBPELプロセスが含まれるSOAコンポジット・アプリケーションのビジネス・ルール・サービス・コンポーネントにルーティングするように自動的に設計されます。ビジネス・ルール・サービス・コンポーネントはSOAコンポジット・エディタに表示されます。Oracle Mediatorもサービス・コンポーネントとしてSOAコンポジット・エディタに表示されます。

  • ビジネス・ルール・サービス・コンポーネント: メッセージ・リクエストの入力変数のコンテンツを評価し、メッセージ・レスポンスの出力変数の結果をOracle Mediatorに戻します。Oracle Mediatorはルーティングを決定し、メッセージを適切なターゲット宛先にルーティングします。

図A-25は、BPEL 2.0での「フェーズ」ダイアログを示しています。

図A-25 「フェーズ」ダイアログ

図A-25の説明が続きます
「図A-25 「フェーズ」ダイアログ」の説明

詳細は、「動的ビジネス・プロセスの作成」を参照してください。