アタッチメント・ストリームの送信
Oracle BPEL Process Managerでは、複数のレシーバへのアタッチメント・ストリームの送信がサポートされています。Oracle BPEL Process Managerで複数のレシーバにストリームを送信する場合は、readBinaryFromFile
XPath関数を使用してデータベースからアタッチメント・ストリームを読み取り、そのストリームを適切なターゲットに渡す必要があります。
デフォルトの構成では、Oracle Mediatorはアタッチメント・ストリームを1つのターゲット・レシーバにのみ渡すことができ、これは別のコンポーネントやWebサービス/アダプタの場合があります。2番目のターゲットはアタッチメントを受信できません。Oracle Mediatorコンポーネントに対してpersistStreamAttachment
プロパティを定義した場合、Oracle Mediatorではアタッチメント・ストリームを複数のターゲット・レシーバに渡すことができます。
Oracle Mediatorでは、アタッチメントが含まれているソース・メッセージが複数のターゲット・レシーバによって共有されている場合、ストリーミング・アタッチメントにpersistStreamAttachment
プロパティが必要です。複数のターゲットに対するアタッチメントのストリーミングを有効にするには、composite.xml
でこのプロパティをtrue
に設定します。次の例に詳細を示します。
component name="Mediator1">
<implementation.mediator src="Mediator1.mplan"/>
<property name="persistStreamAttachment">true</property>
</component>