既存のBPELプロセスの完了永続ポリシーの設定

ビジネス・プロセスがメモリー内SOAを使用できるようにするには、完了永続ポリシーをdeferredまたはfaultedに設定する必要があります。BPELプロセスがデハイドレーション・ポイントを検出すると、状態情報がデータベースではなくメモリーにキャッシュされます。

JDeveloperで次のステップを使用して、BPELプロセスの完了永続ポリシーを設定します。
BPELプロセスを含むSOAコンポジットがJDeveloperで開いていることを確認します。
  1. コンポジット・ビューで、BPELコンポーネントを選択します。
    選択したBPELコンポーネントのプロパティが「プロパティ」ウィンドウに表示されます。「プロパティ」ウィンドウが表示されていない場合は、JDeveloperの「ウィンドウ」メニューから「プロパティ」を選択します。
  2. 「追加」ボタンをクリックして、bpel.config.completionPersistPolicyプロパティを追加します。
    「プロパティの作成」ダイアログが表示されます。
  3. 「名前」bpel.config.completionPersistPolicyと入力します。
  4. 「値」deferredまたはfaultedと入力します。
    「プロパティの作成」ダイアログ
  5. 「OK」をクリックします。
「プロパティ」ウィンドウに、bpel.config.completionPersistPolicyプロパティが表示されます。「値」列にdeferredまたはfaultedと表示されていることを確認します。