アタッチメント付きのSOAP
このユースケースでは、バイナリ・アタッチメント(画像など)がストリームとしてエンドツーエンドで渡されます。表52-5に詳細を示します。
表52-5 機能
| 機能 | 説明 | 
|---|---|
| セキュリティ | サポートされていません。 | 
| フィルタ/トランスフォーメーション/割当て | パス・スルー。Oracle BPEL Process ManagerでXPath拡張関数を使用する必要があります。 | 
| バインディング | WSバインディングが、SOAPアタッチメントに対するストリーム・イテレータを作成します。 | 
| Oracle BPEL Process Manager/Oracle Mediator | Oracle Mediatorは、マテリアライズなしのパス・スルーを実行できます。Oracle BPEL Process Managerはアタッチメントを保持します。 | 
| チューニング | Oracle BPEL Process Managerで使用する場合は、データベース表領域を管理します。 | 
| アタッチメント付きSOAPの定義用のWSDLコード | <mime:part> <mime:content part="bin" type=“image/jpeg"/> </mime:part> | 
ノート:
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                        アタッチメントをWebサービスのコールバック・レスポンスの一部としてストリームすることはできません。 
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                        Springサービス・コンポーネントでは、MIMEアタッチメントの処理がサポートされていません。サポートされるのは、MTOMアタッチメントのみです。 
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                        直接バインディング、Webサービスなどの様々なバインディング・コンポーネントを使用すると、大規模アタッチメントを処理できます。ただし、直接バインディングを使用した大規模アタッチメントの処理はメモリー不足のエラーにつながるため、お薦めできません。