ソースおよびターゲット・ツリーについて
XQueryマッパーの左ペインにはソース・ツリー、右ペインにはターゲット・ツリーが表示されます。ツリーのノードは、XML要素、属性、および他のなんらかのXQueryコンストラクトとなります。
XML要素は<>アイコンで示されます。属性には別のアイコンが使用され、XPath式で表されるのと同様に、属性名の先頭に@記号が付きます。要素または属性の多重度は、次の標準接尾辞で示されます。
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?: 0個または1個の要素/属性があります。
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+: 1個以上の要素/属性があります。
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*: 0個以上の要素/属性があります。
ソース・ツリーは、選択されたXQuery関数の入力元またはパラメータを示します。ルート・レベルの要素は、その関数の入力パラメータを表します。ルート・ノードが複合要素の場合、子要素および属性がルート・ノードの下に表示されます。
ターゲット・ツリーには、XML要素、属性、およびいくつかのプログラミング・コントロール構造を含めることが可能です。要素および属性は、次の形式で表示されることがあります。
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グレー表示のフォント: ターゲット・スキーマの一部で、未定義の要素。グレー表示の要素をソース要素にマッピングすると、その後は通常のフォントで表示されます。
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通常のフォント: ソース内の要素コンストラクタに対応するか、またはソース・データから明示的にコピーされた要素。
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下線付きフォント: 指定されたターゲット・スキーマに互換性のない要素。この要素は、要素コンストラクタで使用される要素名が正しくないため、またはシーケンス割当てのスキーマ・タイプが正しくないために表示される場合があります。
ターゲット・ツリーには、If-Then-Else、union演算子、comma演算子などのプログラミング・コントロール構造を含めることができます。
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If-Then-Else演算子: If-Then-Else演算子は、「条件付き」というノードとして表示されます。「条件付き」ノードには、If Then and Elseのネストされたブランチがあります。ノードのコンテキスト・メニューから「条件付け」オプションを選択して、ノードを条件付きにすることが可能です。
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union演算子(およびその他のシーケンス結合演算子): これらはXQueryマッパーのグラフィカル・ビューでは作成できません。ただし、ソース・ビューにこうした演算子が含まれる場合は、ターゲット・ツリーに「すべて」というノードで表示され、オペランドがすべてのノードのサブノードとして表示されます。
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comma演算子: comma演算子は、「リスト」というノードとして表示されます。サブノードは、comma演算子のカンマ区切りオペランドを表します。ターゲット・ツリー・ノードのコンテキスト・メニューから「クローン」オプションを選択して、comma演算子を適用できます。