XPath式を使用して動的に計算されるタイムアウト設定
リクエスト/レスポンスreceiveアクティビティ、入力専用receive(コールバック)アクティビティおよびpickアクティビティのonMessageブランチに対するタイムアウト設定は、静的な期間またはdatetime
値を入力するかわりに、XPath式を使用して設定できます。この場合は、次のいずれかを式の値として返す必要があります。
-
XMLの静的な期間または
datetime
値と解釈される文字列 -
XMLスキーマの期間または
datetime
タイプ
次の例に、BPEL 1.1でXPath式を使用するための構文を示します。
<bpelx:for="bpws:getVariableData('input', 'payload', '/tns:waitValue/tns:for')"/> <bpelx:until="bpws:getVariableData('input', 'payload', '/tns:waitValue/tns:until')"/>
返された式の値をXMLスキーマの期間またはdatetime
タイプと解釈できない場合は、無効な期間またはdatetime
の値が指定されたことを示すインスタンス監査証跡にイベントが記録され、アクティビティの有効期限は設定されません。