繰返し構造に対するXSLTトランスフォーメーションの使用

ペイロード全体と比較して繰返し構造の方がペイロードが小さい場合は、現在のXSLT実装ではDOM全体がメモリーにマテリアライズされるため、XSLTトランスフォーメーションの使用をお薦めします。たとえば、PurchaseOrder.LineItem.Supplier(大規模ペイロードの一部分)を使用します。

また、assignアクティビティではシャドウ・コピーが実行されるため、assignアクティビティを使用して置換することもできます。シャドウ・コピーではDOMはマテリアライズされませんが、ソース文書を指し示すシャドウ・ノードが作成されます。

また、大規模なペイロードのトランスフォーメーション/トランスレーション実行時に、次に示す最適化されたトランスレーション機能を使用することもできます。

  • ora:doTranslateFromNativeまたはmed:doTranslateFromNative

  • ora:doTranslateToNativeまたはmed:doTranslateToNative

  • ora:doStreamingTranslateまたはmed:doStreamingTranslate

これらの関数の詳細は、「XPath拡張関数」および『テクノロジ・アダプタの理解』を参照してください。