動的ルーティング・デシジョン表作成時の処理内容

動的ルーティング・デシジョン表を作成することで、着信ペイロードに適用される条件を動的に評価し、対応するルーティング・ルールをOracle Mediatorに提供するデシジョン・サービスが構成されます。その後、Oracle Mediatorは、これらのルールをレイヤー2のサービスの起動時に実行します。

動的ルーティング・デシジョン表を作成すると、具体的には、設計時に次の処理が行われます。

  • 新しいデシジョン・コンポーネントがプロジェクトのコンポジットに作成されます。

  • 新しいルール・ディクショナリがコンポジット・プロジェクトのディレクトリに作成されます。

  • ルール・ディクショナリに、フェーズ入力のデータ・モデルを反映するデータ・モデルが移入されます。つまり、フェーズ入力のXMLスキーマがルール・ディクショナリにインポートされます。