証明書タスク・フローに関する注意事項

次の図に示すように、ユーザーは意思決定の署名に使用する証明書をアップロードできます。証明書を使用してタスクの結果に署名する際は、証明書発行者から発行された1つの証明書のみではなく、証明書チェーン全体をOracle BPM Worklistから.P7B (PKCS7形式)ファイルとしてアップロードする必要があります。

デジタル証明書には、証明書発行者のデジタル署名が記載されているため、誰でも証明書が本物であることを確認できます。参加者の資格証明は、デジタル証明書によって証明されます。これは認証局(CA)が発行します。ユーザー名、シリアル番号、有効期限、証明書所有者の公開キーのコピー(メッセージとデジタル署名の暗号化に使用)、および証明書発行者のデジタル署名が記載されているため、受信者は証明書が本物であることを確認できます。

証明書タスク・フローにパラメータはありません。図32-69に詳細を示します。

図32-69 デジタル証明書

図32-69の説明が続きます
「図32-69 デジタル証明書」の説明