WSDL参照に関する必知事項
WSDLファイルは、WSDLを含む新規コンポーネント(サービス・バインディング・コンポーネント、Oracle MediatorやBPELプロセスなどのサービス・コンポーネント、または参照バインディング・コンポーネント)を作成するたびにSOAコンポジット・アプリケーションに追加されます。コンポーネントを削除すると、そのコンポーネントで使用されていたWSDLインポートは、別のコンポーネントで使用されていない場合にのみ削除されます。WSDLインポートは、そのWSDLインポートを使用していた最後のコンポーネントが削除されると常に削除されます。
サービス・バインディング・コンポーネントまたは参照バインディング・コンポーネントが新しいWSDLを使用するように更新されると、インタフェースが削除されて新しいインタフェースが追加されたかのように処理されます。したがって、古いWSDLインポートは、別のコンポーネントで使用されていない場合のみ削除されます。
サービス・バインディング・コンポーネントまたは参照バインディング・コンポーネントが新しい場所から同じWSDL (porttype
qname
)を使用するように更新されると、WSDLインポートおよび他のすべてのWSDL参照(たとえば、外部参照WSDLをインポートするBPELプロセスWSDL)は新しい場所を参照するように自動的に更新されます。
composite_name (composite.xml)ファイルのインポートのソース・ビューで単にWSDLの場所を変更するだけでは不十分です。メタデータ内にはユーザー・インタフェースで必要なWSDL参照があります(コンポジット・サービスおよび参照のui:wsdlLocation
属性を参照)。また、実行時に必要なWSDL参照もあります(たとえば、BPELプロセスWSDLなど別のWSDLをインポートするWSDL)。このファイル内のWSDL URLが参照されている次の場所を変更してください。
-
ユーザー・インタフェースの場所 - Oracle JDeveloperでのみ使用されます。
-
インポート: デプロイ時に使用されます。
-
参照定義内のWSDLの場所: 実行時に使用されます。
WSDLの場所は常に、WSDLの場所が指定されたSOAコンポジット・エディタのダイアログ(たとえば、Webサービス、BPELパートナ・リンクなど)で変更してください。URLのホスト・アドレスを変更すると、SOAコンポジット・エディタはすべてのWSDL参照を自動的に更新します。