2 Oracle Database Applianceの概要
Oracle Database Applianceのモデルでサポートされているコンポーネント、機能および特徴について説明します。
- Oracle Database Appliance X10シリーズのコンポーネントおよび機能
Oracle Database Appliance X10シリーズでサポートされている各種機能のリストを参照してください。 - Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネルおよびバック・パネル
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネルおよびバック・パネルの機能の表示と説明を参照してください。 - Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネルおよびバック・パネル
Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネルおよびバック・パネルの機能の表示と説明を参照してください。 - Oracle Database Applianceの仕様
この項では、Oracle Database Applianceの各種モデルについて物理的、電気的および環境的な仕様について説明します。 - テクニカル・サポート
アプライアンスのテクニカル・サポートを受ける方法。
Oracle Database Appliance X10シリーズのコンポーネントおよび機能
Oracle Database Appliance X10シリーズでサポートされている各種機能のリストを参照してください。
次の表に、Oracle Database Appliance X10シリーズ・システムでサポートされているコンポーネントおよび機能の一覧を示します。
コンポーネント | Oracle Database Appliance X10-S | Oracle Database Appliance X10-L | Oracle Database Appliance X10-HA |
---|---|---|---|
サーバー・ノード |
単一2RUサーバー。 |
単一2RUサーバー。 |
通常の状態で本番を共有するが、他のサーバー・ノードが停止した場合に独立して動作できる2つの2RUサーバー・ノード。下側のサーバーはノード0です。上側のサーバーはノード1です。 |
CPU |
1個の32コア2.7 GHz AMD EPYC™ 9334プロセッサ。 |
2個の32コア2.7 GHz AMD EPYC™ 9334プロセッサ。 |
各サーバー・ノードに2個の32コア2.7 GHz AMD EPYC™ 9334プロセッサ。 |
メモリー |
256 GB – 定格が4800 MT/秒の4個の64 GB低電圧DDR5登録DIMM。 786 MBまでのオプションのメモリー拡張。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
512 GB – 定格が4800 MT/秒の8個の64 GB低電圧DDR5登録RDIMM。 1.5 TBまでのオプションのメモリー拡張。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
512 GB – 各サーバー・ノードに定格が4800 MT/秒の8個の64 GB低電圧DDR5登録DIMM。 ノード当たり1.5 TBまでのオプションのメモリー拡張。2つのサーバー・ノードに同容量のメモリーを設置する必要があります。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
ストレージ・デバイス |
サーバーには、次のものが含まれています。
追加のストレージ・オプションはサポートされていません。 |
サーバーには、次のものが含まれています。
オプションの2個のNVMe SSDを追加できます。さらに、最大4枚のOracle Flash Accelerator 680 PCIeカードを追加できます。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
サーバー・ノードごとに、次のとおりです。
4RUストレージ・シェルフには、次のいずれかの構成が含まれています。
部分的に移入されたストレージ・シェルフの場合、オプションの7.68 TB SAS SSDまたは22 TB SAS HDDを追加できます。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
USB 3.0ポート |
サーバーの背面にある1つの外部ポート。 |
サーバーの背面にある1つの外部ポート。 |
各サーバー・ノードの背面にある1つの外部ポート。 |
PCI Express (PCIe) I/Oスロット |
9個の外部ロープロファイルPCIe Gen-5スロット。ただし、この単一プロセッサ構成では、スロット5-9のみが機能します。基本構成は次のとおりです。 PCIeスロット5には、次のいずれかが含まれます。
追加のオプション・カード構成を注文できます。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
9個の外部ロープロファイルPCIe Gen-5スロット。基本構成は次のとおりです。 PCIeスロット5には、次のいずれかが含まれます。
PCIeスロット6にはOracle Retimer Cardが含まれています。 サーバーは、PCIeスロット1、2、3、および9で、最大4つのオプションのOracle Flash Accelerator 680 PCIeカードもサポートしています。 追加のオプション・カード構成を注文できます。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
サーバー・ノードごとに9個の外部ロープロファイルPCIe Gen-5スロット。基本構成は次のとおりです。 PCIeスロット1にはデュアルポート(SFP28) 25 Gbイーサネット・アダプタ(ノード・インターコネクト)が含まれています。 PCIeスロット5には、次のいずれかが含まれます。
PCIeスロット2および9には、デュアルポート外部12Gb/秒SAS3ホスト・バス・アダプタが含まれています 追加のオプション・カード構成を注文できます。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。 |
クラスタ・デバイス |
N/A |
N/A |
ノードとノードを相互接続した1つの統合クラスタ・デバイスが、SFP28接続のある2つの25GbEポートを通して各サーバー・ノードに用意されています。 |
SASポート |
N/A |
N/A |
各サーバー・ノードに4つの外部SAS3ポート。 ストレージ・シェルフに8つのSAS3ポート(4つ使用)。 ストレージ拡張シェルフに8つのSAS3ポート(4つ使用)。 |
オンボード・イーサネット・ポート |
各サーバーの背面パネルにRJ-45コネクタがある1つの10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバーの背面パネルにRJ-45コネクタがある1つの10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタがある1つの10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
ネットワーク管理(NET MGT)ポート |
各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
各サーバー・ノードの背面パネルにRJ-45コネクタ付きサービス・プロセッサ(SP)専用の1つの10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート。 |
シリアル管理(SER MGT)ポート |
各サーバーの背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。 |
各サーバーの背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。 |
サーバー・ノードごとに背面パネルに1個のRS-232 RJ-45シリアル・ポート。 |
VGAポート |
N/A |
N/A |
N/A |
サービス・プロセッサ(SP) |
各サーバーには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
|
各サーバーには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
|
各サーバー・ノードには、次の機能を持つサービス・プロセッサがあります。
|
電源 |
2個のホットプラガブルな電源。システムには、高電圧線200-240 VAC電源が必要です。 |
2個のホットプラガブルな電源。システムには、高電圧線200-240 VAC電源が必要です。 |
サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフごとに2個のホットプラガブルな電源。サーバー・ノードには、高電圧線200-240 VAC電源が必要です。ストレージ・シェルフでは、100-127 VACまたは220-240 VACを使用できます。 |
冷却ファン |
サーバーごとに、ホットプラガブルの、シャーシ冷却用の4個の80mmファン・モジュール。各ファン・モジュールには、逆回転ファンのペアが2個が内蔵されています(計4個のローター)。 それぞれの電源に冷却ファンが付いています。 |
サーバーごとに、ホットプラガブルの、シャーシ冷却用の4個の80mmファン・モジュール。各ファン・モジュールには、逆回転ファンのペアが2個が内蔵されています(計4個のローター)。 それぞれの電源に冷却ファンが付いています。 |
サーバー・ノードごとに、ホットプラガブルの、シャーシ冷却用の4個の80mmファン・モジュール。各ファン・モジュールには、逆回転ファンのペアが2個が内蔵されています(計4個のローター)。 各電源(サーバー・ノードおよびストレージ・シェルフ)に固有の冷却ファンがあります。 |
オペレーティング・システム |
Oracle Linux。 |
Oracle Linux。 |
Oracle Linux。 |
管理ソフトウェア |
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 5.1。 |
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 5.1。 |
Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 5.1。 |
親トピック: Oracle Database Applianceの概要
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネルおよびバック・パネル
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネルおよびバック・パネルの機能の表示と説明を参照してください。
この項では、Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネルおよびバック・パネルについて説明します。他のOracle Database Applianceモデルがある場合は、Oracle Database Applianceの概要にリストされている該当するリンクを選択してください。
- Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネル
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネルの機能の図と説明を参照してください。 - Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのバック・パネル
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのバック・パネルの機能の図と説明を参照してください。
親トピック: Oracle Database Applianceの概要
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネル
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネルの機能の図と説明を参照してください。
Oracle Database Appliance X10-SおよびOracle Database Appliance X10-Lサーバーはそれぞれ2RUを使用します。
次の図は、標準構成のOracle Database Appliance X10-S/X10-Lのフロント・パネルにあるコンポーネントを示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
製品シリアル番号(PSN)ラベルとラジオ周波識別(RFID)タグ |
2 |
位置特定LED/ボタン: 白色 |
3 |
保守要求LED: オレンジ色 |
4 |
電源/OK LED: 緑色 |
5 |
電源ボタン |
6 |
ファン障害LED: オレンジ色 |
7 |
電源(PS)障害LED: オレンジ色 |
8 |
システム過熱警告LED: オレンジ色 |
9 |
SP OK LED: 緑色 |
10 |
保守禁止 |
11 - 14 |
フロント・マウント型ドライブ・スロット: スロット0にNVMe0 (コールアウト11)、スロット1にNVMe1 (コールアウト12)、スロット2にNVMe2 (コールアウト13)、スロット3にNVMe3 (コールアウト14) ノート: Oracle Database Appliance X10-Sでは、スロット0および1にのみドライブがあります。ドライブ・スロット2および3にはフィラー・パネルが搭載されています。 |
15 |
サービス情報QRコード |
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのバック・パネル
Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのバック・パネルの機能の図と説明を参照してください。
次の図は、Oracle Database Appliance X10-S/X10-Lのバック・パネル上のコンポーネントを示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
ファン・モジュール付き電源(PS) 1 |
2 |
電源(PS) 1ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色 |
3 |
電源1 (PS1) AC電源インレット |
4 |
ファン・モジュール付き電源(PS) 0 |
5 |
電源(PS) 0ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色 |
6 |
電源0 (PS0) AC電源インレット |
7 |
未使用 |
8 |
PCIeカード・スロット1:
|
9 |
PCIeカード・スロット2:
|
10 |
PCIeカード・スロット3:
|
11 |
PCIeカード・スロット4:
|
12 |
PCIeカード・スロット5: パブリック・ネットワーク・インタフェース・カード
|
13 |
PCIeカード・スロット6: Oracle Retimer Card。 マザーボードからの特殊なフライオーバー・ケーブル接続を使用して、x16用に構成されたスロット。 |
14 |
PCIeカード・スロット7: フィラー・パネル(スロットは機能しません)。 |
15 |
PCIeカード・スロット8: フィラー・パネル、またはオプションのOracle Dual Port 25Gb Ethernet Adapter、またはオプションのOracle Quad Port 10GBase-T Adapter |
16 |
PCIeカード・スロット9:
|
17 |
システム位置特定LED: 白色 |
18 |
SP: サービス・プロセッサ(SP)のリセット。 |
19 |
NET 0: ネットワーク(NET) 1GbE 100/1000BASE-T RJ-45 Gigabit Ethernet (GbE)ポート |
20 |
NET MGTポート: Oracle ILOMサービス・プロセッサへの接続に使用されるRJ-45コネクタを備えた10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート |
21 |
USB 3.1コネクタ |
22 |
システムのステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、電源/OK LED: 緑色 |
23 |
SER MGTポート: Oracle ILOMサービス・プロセッサへの接続に使用されるRJ-45シリアル・ポート |
Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネルおよびバック・パネル
Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネルおよびバック・パネルの機能の表示と説明を参照してください。
この項では、Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネルおよびバック・パネルについて説明します。他のOracle Database Applianceモデルがある場合は、Oracle Database Applianceの概要にリストされている該当するリンクを選択してください。
- Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネル
Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネルの機能の図と一覧を参照してください。 - Oracle Database Appliance X10-HAのバック・パネル
Oracle Database Appliance X10-HAのバック・パネルの機能の図と一覧を参照してください。
親トピック: Oracle Database Applianceの概要
Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネル
Oracle Database Appliance X10-HAのフロント・パネル機能の図と一覧を参照してください。
Oracle Database Appliance X10-HAには、2つのサーバー・ノードとOracle DE3-24Cストレージ・シェルフが含まれています。ユニット全体で8RUです。オプションのストレージ拡張シェルフには、追加で4RUが必要で、合計で12RUに増加します。
次の図は、オプションのストレージ拡張シェルフを含むOracle Database Appliance X10-HAの前面を示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
サーバー・ノード1 |
2 |
サーバー・ノード0 |
3 |
ストレージ・シェルフ(DE3-24C) |
4 |
オプションのストレージ拡張シェルフ(DE3-24C) |
- サーバー・ノードのフロント・パネルの機能
Oracle Database Appliance X10-HAサーバー・ノードのフロント・パネルの機能の図と一覧を参照してください。 - ストレージ・シェルフのフロント・パネルの機能
Oracle Database Appliance X10-HAストレージ・シェルフのフロント・パネルの機能の図と一覧を参照してください。
サーバー・ノードのフロント・パネルの機能
Oracle Database Appliance X10-HAサーバー・ノードのフロント・パネルの機能の図と一覧を参照してください。
次の図は、Oracle Database Appliance X10-HAサーバー・ノードのフロント・パネル上のコンポーネントを示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
製品シリアル番号(PSN)ラベルとラジオ周波識別(RFID)タグ |
2 |
位置特定LED/ボタン: 白色 |
3 |
保守要求LED: オレンジ色 |
4 |
電源/OK LED: 緑色 |
5 |
電源ボタン |
6 |
ファン障害LED: オレンジ色 |
7 |
電源(PS)障害LED: オレンジ色 |
8 |
システム過熱警告LED: オレンジ色 |
9 |
SP OK LED: 緑色 |
10 |
保守禁止 |
11 - 14 |
フロント・マウント型ドライブ・スロット0-3 (フィラー・パネル) |
15 |
サービス情報QRコード |
ノート:
Oracleサポート・サービスに連絡する場合、シリアル番号のかわりに最上位レベル識別子(TLI)を使用します。いずれかのサーバー・ノードの上部を見るか、ストレージ・シェルフの上部で、TLIを確認できます。詳細は、「テクニカル・サポート」を参照してください。
ストレージ・シェルフのフロント・パネルの機能
Oracle Database Appliance X10-HAストレージ・シェルフのフロント・パネル機能の図と一覧を参照してください。
次の図は、Oracle Database Appliance X10-HAストレージ・シェルフのフロント・パネルの機能を示しています。
ノート:
ストレージ・シェルフには、3つの基本構成があります。2つの完全に移入された構成と、1つの部分的に移入された構成(ディスク・スロット6-23はフィラー・パネル)です。デプロイメントが失敗する可能性があるため、基本構成のディスクの移動または切替えは試行しないでください。
部分的に移入された基本構成ストレージ・シェルフをアップグレードして、空のスロットにディスクを追加することもできます。「オプションのコンポーネントの設置」を参照してください。基本構成を完全に移入されたストレージ・シェルフにアップグレードすると、必要に応じて後でストレージ拡張シェルフを追加できます。

図gxxxx-x8-2ha_storage_shelf_front_callouts.jpgの説明
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
ストレージ・シェルフの位置特定インジケータ |
2 |
ストレージ・シェルフの障害インジケータ |
3 |
ストレージ・シェルフのOK/電源インジケータ |
4 |
ストレージ・シェルフの電源障害インジケータ |
5 |
ストレージ・シェルフのIOモジュール障害インジケータ |
6 |
ドライブ取外し準備完了インジケータ |
7 |
ドライブ障害インジケータ |
8 |
ドライブの電源/アクティビティ・インジケータ |
Oracle Database Appliance X10-HAのバック・パネル
Oracle Database Appliance X10-HAのバック・パネル機能の図と一覧を参照してください。
この項では、Oracle Database Appliance X10-HAのバック・パネルの機能について説明します。
次の図は、Oracle Database Appliance X10-HAを示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
サーバー・ノード1 |
2 |
サーバー・ノード0 |
3 |
ストレージ・シェルフ(DE3-24C) |
4 |
オプションのストレージ拡張シェルフ(DE3-24C) |
- サーバー・ノードのバック・パネルの機能
Oracle Database Appliance X10-HAサーバー・ノードのバック・パネルの機能の図と一覧を参照してください。 - ストレージ・シェルフのバック・パネルの機能
Oracle Database Appliance X10-HAストレージ・シェルフのバック・パネルの機能の図と一覧を参照してください。
サーバー・ノードのバック・パネルの機能
Oracle Database Appliance X10-HAサーバー・ノードのバック・パネルの機能の図と一覧を参照してください。
次の図は、Oracle Database Appliance X10-HAサーバー・ノードのバック・パネル上のコンポーネントを示しています。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
ファン・モジュール付き電源(PS) 1 |
2 |
電源(PS) 1ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色 |
3 |
電源(PS) 1 AC電源インレット |
4 |
ファン・モジュール付き電源(PS) 0 |
5 |
電源(PS) 0ステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、AC OK LED: 緑色 |
6 |
電源(PS) 0 AC電源インレット |
7 |
未使用 |
8 |
PCIeカード・スロット1: Oracle Dual Port 25Gb Ethernet Adapterでは、サーバー・ノード間のプライベート・クラスタ相互接続用にSFP28接続を持つ2個のポートが提供されます。 |
9 |
PCIeカード・スロット2: サーバーをストレージ・シェルフおよびストレージ拡張シェルフに接続するのに使用される2個のSAS3コネクタが提供されます |
10 |
PCIeカード・スロット3: フィラー・パネル |
11 |
PCIeカード・スロット4: フィラー・パネル、またはオプションのOracle Dual Port 25Gb Ethernet Adapter、またはオプションのOracle Quad Port 10GBase-T Adapter |
12 |
PCIeカード・スロット5:
|
13 |
PCIeカード・スロット6: フィラー・パネル |
14 |
PCIeカード・スロット7: フィラー・パネル |
15 |
PCIeカード・スロット8: フィラー・パネル、またはオプションのOracle Dual Port 25Gb Ethernet Adapter、またはオプションのOracle Quad Port 10GBase-T Adapter |
16 |
PCIeカード・スロット9: サーバーをストレージ・シェルフおよびストレージ拡張シェルフに接続するのに使用される2個のSAS3コネクタが提供されます |
17 |
位置特定LED: 白色 |
18 |
SP: サービス・プロセッサ(SP)のリセット |
19 |
RJ-45コネクタ付きの100/1000BASE-Tネットワーク・インタフェース・ポート: NET 0 |
20 |
NET MGTポート: Oracle ILOMサービス・プロセッサへの接続に使用されるRJ-45コネクタを備えた10/100/1000Base-Tネットワーク・インタフェース・ポート |
21 |
USB 3.1コネクタ |
22 |
システムのステータス・インジケータ: 保守要求LED: オレンジ色、電源/OK LED: 緑色 |
23 |
SER MGTポート: Oracle ILOMサービス・プロセッサへの接続に使用されるRJ-45シリアル・ポート |
ストレージ・シェルフのバック・パネルの機能
Oracle Database Appliance X10-HAストレージ・シェルフのバック・パネルの機能の図と一覧を参照してください。
次の図は、Oracle Database Appliance X10-HAストレージ・シェルフのバックの機能を示しています。
ノート:
ストレージ・シェルフのネットワーク・ポートは、サービス・エンジニアのみが使用します。
コールアウト | 説明 |
---|---|
1 |
AC電源インジケータ |
2 |
ファン障害インジケータ |
3 |
電源装置のステータス・インジケータ |
4 |
DC電源障害インジケータ |
5 |
ファン・モジュール0付き電源 ノート: この製品の電源のオン/オフ・スイッチは機能しません。AC電源にプラグを差し込むとすぐにシェルフの電源が入ります。 |
6 |
サービス・ポート(Oracle Service専用に予約済) |
7 |
SAS I/Oモジュール1 |
8 |
SAS I/Oモジュール0 |
9 |
ファン・モジュール1付き電源 ノート: この製品の電源のオン/オフ・スイッチは機能しません。AC電源にプラグを差し込むとすぐにシェルフの電源が入ります。 |
Oracle Database Applianceの仕様
この項では、Oracle Database Applianceの各種モデルの物理的、電気的および環境的な仕様について説明します。
- Oracle Database Appliance X10シリーズの物理的仕様
- Oracle Database Appliance X10シリーズの電気仕様
- Oracle Database Appliance X10シリーズの環境仕様
親トピック: Oracle Database Applianceの概要
Oracle Database Appliance X10シリーズの物理的仕様
項目 | Oracle Database Appliance X10-S | Oracle Database Appliance X10-L | Oracle Database Appliance X10-HA |
---|---|---|---|
高さ |
86.9 mm (3.4インチ) |
86.9 mm (3.4インチ) |
サーバー・ノードごとに86.9mm (3.4インチ) ストレージ・シェルフごとに175mm (6.9インチ) |
幅 |
445 mm (17.5インチ) |
445 mm (17.5インチ) |
サーバー・ノードごとに445mm (17.5) ストレージ・シェルフごとに483mm (19インチ) |
奥行き |
775 mm (30.5インチ) |
775 mm (30.5インチ) |
サーバー・ノードごとに775 mm (30.5インチ) ストレージ・シェルフごとに630mm (24.8インチ) |
重量 |
23.2 kg (51.2ポンド) |
27.2 kg (60ポンド)、フル実装 |
サーバー・ノードごとに23.8 kg (52.5ポンド) ストレージ・シェルフごとに38 kg (84ポンド) |
親トピック: Oracle Database Applianceの仕様
Oracle Database Appliance X10シリーズの電気仕様
項目 | Oracle Database Appliance X10-S | Oracle Database Appliance X10-L | Oracle Database Appliance X10-HA |
---|---|---|---|
サーバー電源出力の定格最大 |
1400W (200-240 VAC、50/60Hz (47-63 Hzの範囲)) |
1400W (200-240 VAC、50/60Hz (47-63 Hzの範囲)) |
1400W (200-240 VAC、50/60Hz (47-63 Hzの範囲)) |
サーバーAC電源 |
10A (200-240 VAC) |
10A (200-240 VAC) |
10A (200-240 VAC) |
ストレージ・シェルフ電源出力の定格最大 |
該当なし |
該当なし |
580W (100-127 VAC) 580W (200-240 VAC) |
ストレージ・シェルフAC電源 |
該当なし |
該当なし |
8A (100-127 VAC) 3A (220-240 VAC) |
電力使用量 |
|
|
2つのサーバー・ノード
ストレージ・シェルフ(24 SSD)
ストレージ・シェルフ(6 SSD、18 HDD)
|
親トピック: Oracle Database Applianceの仕様
Oracle Database Appliance X10シリーズの環境仕様
項目 | Oracle Database Appliance X10-S | Oracle Database Appliance X10-L | Oracle Database Appliance X10-HA |
---|---|---|---|
動作温度 |
最大900 m (2,953フィート)まで5°Cから35°C (41°Fから95°F) 最適温度: 21°Cから23°C (69.8°Fから73.4°F) 高度900 m超(最大高度3,000 m)では、300 m上昇するたびに動作時の最高周囲温度が1°C低下します。 |
最大900 m (2,953フィート)まで5°Cから35°C (41°Fから95°F) 最適温度: 21°Cから23°C (69.8°Fから73.4°F) 高度900 m超(最大高度3,000 m)では、300 m上昇するたびに動作時の最高周囲温度が1°C低下します。 |
最大900 m (2,953フィート)まで5°Cから35°C (41°Fから95°F) 最適温度: 21°Cから23°C (69.8°Fから73.4°F) 高度900 m超(最大高度3,000 m)では、300 m上昇するたびに動作時の最高周囲温度が1°C低下します。 |
非動作温度 |
-40°Cから68°C (-40°Fから154°F) |
-40°Cから68°C (-40°Fから154°F) |
-40°Cから68°C (-40°Fから154°F) |
動作湿度 |
相対湿度10%から90%、結露なし、短期間-5°Cから55°C (23°Fから113°F) 5%から90%結露なし、乾燥空気1 kg当たり最大0.024 kgの水分(乾燥空気2.205ポンド当たり0.053ポンドの水分) |
相対湿度10%から90%、結露なし、短期間-5°Cから55°C (23°Fから113°F) 5%から90%結露なし、乾燥空気1 kg当たり最大0.024 kgの水分(乾燥空気2.205ポンド当たり0.053ポンドの水分) |
相対湿度10%から90%、結露なし、短期間-5°Cから55°C (23°Fから113°F) 5%から90%結露なし、乾燥空気1 kg当たり最大0.024 kgの水分(乾燥空気2.205ポンド当たり0.053ポンドの水分) |
非動作湿度 |
93%結露なし、最大湿球温度35°C (95°F) |
93%結露なし、最大湿球温度35°C (95°F) |
93%結露なし、最大湿球温度35°C (95°F) |
動作高度 |
最高3,000m* (9,840フィート)、高度900m以上では300m上昇するたびに最高周囲温度が1°C低下 * 中国を除く(中国市場では規制により、最高高度2,000 m (6,560フィート)に設置が制限される場合があります)。 |
最高3,000m* (9,840フィート)、高度900m以上では300m上昇するたびに最高周囲温度が1°C低下 * 中国を除く(中国では規制により、最高高度2,000 m (6,560フィート)に設置が制限される場合があります)。 |
最高3,000m* (9,840フィート)、高度900m以上では300m上昇するたびに最高周囲温度が1°C低下 * 中国を除く(中国では規制により、最高高度2,000 m (6,560フィート)に設置が制限される場合があります)。 |
非動作高度 |
最高12,000m(39,370ft) |
最高12,000m(39,370ft) |
最高12,000m(39,370ft) |
騒音 |
測定された音響パワーLWAd (1 B = 10 dB)に基づくファン速度%パルス幅変調(PWM)の騒音放出に関する宣言 音響パワー(B): 50% PWM = 8.4、60% PWM = 8.8、70% PWM = 9.1、80% PWM = 9.6、90% PWM = 9.8、100% PWM = 10.1 |
測定された音響パワーLWAd (1 B = 10 dB)に基づくファン速度%パルス幅変調(PWM)の騒音放出に関する宣言 音響パワー(B): 50% PWM = 8.4、60% PWM = 8.8、70% PWM = 9.1、80% PWM = 9.6、90% PWM = 9.8、100% PWM = 10.1 |
測定された音響パワーLWAd (1 B = 10 dB)に基づくファン速度%パルス幅変調(PWM)の騒音放出に関する宣言 音響パワー(B): 50% PWM = 8.5、60% PWM = 8.8、70% PWM = 9.1、80% PWM = 9.6、90% PWM = 9.8、100% PWM = 10.1 |
親トピック: Oracle Database Applianceの仕様
テクニカル・サポート
アプライアンスのテクニカル・サポートを受ける方法。
テクニカル・サポートは、次の場所を参照してください。
https://support.oracle.com/portal/
Oracle Database Appliance X10-S/X10-L | Oracle Database Appliance X10-HA |
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システムのフロント・パネル、システムの上部、システムに同梱されているお客様情報シートのいずれかに記載されているシリアル番号を報告してください。 サーバー・ノードをスライドレールで数インチ引き出すだけで、システムの上部でシリアル・ラベルを確認できます。ケーブルを取り外したり、伸ばされたメンテナンス位置までスライドする必要はありません。 |
最上位識別子(TLI)を報告してください。TLIを確認するには、お客様情報シート、またはサーバー・ノードかストレージ・シェルフの上部の前方に向かって左側をご覧ください。 TLI部品番号およびTLIシリアル番号は、アプライアンスのファクトリバンドル・サーバー・ノードで同一です。次の図に、最上位レベル識別子ラベルの例を示します。 アプライアンスがラック内にあってTLIを確認できない場合、次のいずれかを行ってください。
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親トピック: Oracle Database Applianceの概要