レポートでのバーコード・フォントの使用
「パブリッシャ」には、バーコードを出力するフォントがいくつか含まれています。
パブリッシャに含まれるフォント・ファイル:
- LibreBarcode128-Regular.TTF - code128a、code128bおよびcode128cアルゴリズムをサポートします。 また、3つのcode128アルゴリズムを自動的に切り替えるためのcode128autoもサポートしています。
- LibreBarcode39-Regular.TTF - code39およびcode39mod43アルゴリズムをサポートします。
- LibreBarcodeEAN13Text-Regular.TTF - upcaおよびupceアルゴリズムをサポートします。
これらの事前パッケージ・フォントのいずれかを使用すると、「パブリッシャ」は、出力ドキュメントのデータにバーコード・フォントを適用する前にデータに対して前処理を実行します。 たとえば、データのチェックサム値を計算したり、フォーマットする前にデータの開始ビットと終了ビットを計算したりします。
設計時には、バーコード・フォントをMicrosoft Wordのフィールドに適用する必要はありません。 かわりに、「パブリッシャ」のフォント・マッピングを使用して、フィールドに適用するフォントをマップできます。 実行時に、「パブリッシャ」は、フォント・マッピングで指定したベース・フォントを使用して、すべてのフィールドにバーコード・フォントを適用します。 テンプレートの他の場所で使用されていないフォントを選択してください。
Microsoft Wordでフォントを直接使用する場合は、適切なを追加します。C:\WINDOWS\Fonts
ディレクトリへのTTFファイル。 Template Builderプレビュー機能を使用するには、Template Builder構成ファイルでフォントをマップします。
レポート出力でバーコード・フォントを使用するには:
次の点に注意してください。
-
Microsoftクライアントにインストールされている場合でも、バーコード・フォントが正しくレンダリングされない場合があります。 この問題を回避するには、フィールドに別のフォントを適用し、前述のようにフォントをマップします。
-
upcaアルゴリズムはUPC-Aメッセージ文字列のみを受け入れ、UPC-Aバーコードにエンコードします。
-
12文字の文字列は、検査桁を含むUPC-Aメッセージとして扱われ、11は検査桁なしです。
-
upceアルゴリズムはUPC-Eメッセージ文字列のみを受け入れ、UPC-Eバーコードにエンコードします。
-
8文字の文字列は、前面と終端の両方のガード・バーを持つUPC-Eメッセージとして扱われます。6文字の文字列はガード・バーがありません。