製品データ同期のベスト・プラクティス
提供されているフレームワークは、PIM、製品ワークベンチ(販売製品情報管理またはSPIM)およびOracle CPQ製品ストア(部品および部品表)間で製品データを同期して、適切な販売自動化のために製品設計を拡張できるようにすると同時に、バック・オフィス機能用のPIMの基本定義を維持します。
SPIMで製品を管理すると、SPIMはPIMの製品アイテムを即時に更新し、Oracle CPQバッチ同期ジョブまたはOracle Integration Cloud (OIC)ほぼリアルタイム同期を使用して、Oracle CPQ製品の部品およびBOMデータを同期します。
製品データ同期に関する留意点
次の点に注意してください。
- PIMで製品を直接管理および更新する場合は、Oracle CPQバッチ同期を実行する前に、「PIMデータ・ハブから販売製品をインポート」スケジュール済プロセスを実行またはスケジュールする必要があります。 参照: 在庫製品マスターと販売との間での製品の同期には
- 製品詳細ページは拡張可能です。 特定のPIM機能属性を製品ワークベンチに含める必要がある場合は、Oracle Visual Builder Studioを使用して、これらのページに追加フィールドを必要な数だけ公開できます。 製品管理のユース・ケースをサポートするために、約40のフィールドが用意されています。 参照: 標準のSalesページを変更するにはどうすればよいですか。
- 商談から見積までの販売フローが機能するには、販売カタログの製品グループに製品を追加する必要があります。 製品が販売カタログの製品グループ内にない場合、販売アプリケーションはそれらを使用できません。 商談から製品との見積を作成する前に、製品がOracle CPQと同期され、構成および価格設定されていることを確認してください。 参照: 見積およびオーダーの開始
- 製品ワークベンチ(SPIM)ガイド付きプロセスを使用して、販売製品を管理します。 合理化されたプロセスにより、複数のツール・サインインおよび複雑な管理設定(PIM、販売カタログ、Oracle CPQ構成および価格設定など)が不要になるため、時間とリソースを節約できます。 参照: 共通製品管理、製品バンドルおよび製品ローンチ