変動処理エレメント・エントリのロードの例
HCMデータ・ローダーを使用して、変動処理エレメント・エントリをロードできます。 アプリケーションは変動処理エレメント・エントリを特定の期間(通常は給与期間)に対して作成します。
変動処理エレメントのエレメント・エントリを作成する際は、同じアサイメントおよびエレメントのエントリごとにMultipleEntryCount
の値を増分させる必要があります。
例: アサイメント番号E3141464を持つLynda Jonesには、半月の給与期間(2020年10月1日から2020年10月15日)に$30の通勤手当のエレメント・エントリがすでに存在します。 このエントリのMultipleEntryCount
は1です。
Lyndaの通勤手当をロードする場合は、このレコードのMultipleEntryCount
を増分させる必要があります。
次のシナリオについて考えてみます。 Lynda Jonesは2020年10月10日と2020年10月12日に会社事務所からプロジェクト・サイトに出張しました。 彼女にはそれぞれ$40と$50の通勤手当を支払う必要があります。
2つの日付2020年10月10日と2020年10月12日は両方とも、2020年10月1日から2020年10月15日の給与期間に含まれています。
2020年10月10日のエレメント・エントリ詳細を、次の表のようにロードします。
属性 |
値 |
---|---|
国別仕様データ・グループ |
Vision Corp |
エレメント名 |
通勤手当 |
アサイメント番号 |
E3141464 |
開始日 |
2020年10月10日 |
MultipleEntryCount |
2 |
2020年10月10日のエレメント・エントリ値を、次の表のようにロードします。
属性 |
値 |
---|---|
国別仕様データ・グループ |
Vision Corp |
エレメント名 |
通勤手当 |
アサイメント番号 |
E3141464 |
開始日 |
2020年10月10日 |
入力パラメータ名 |
金額 |
画面入力値 |
40 |
2020年10月12日のエレメント・エントリ詳細を、次の表のようにロードします。
属性 |
値 |
---|---|
国別仕様データ・グループ |
Vision Corp |
エレメント名 |
通勤手当 |
アサイメント番号 |
E3141464 |
開始日 |
2020年10月10日 |
MultipleEntryCount |
3 |
2020年10月12日のエレメント・エントリ値を、次の表のようにロードします。
属性 |
値 |
---|---|
国別仕様データ・グループ |
Vision Corp |
エレメント名 |
通勤手当 |
アサイメント番号 |
E3141464 |
開始日 |
2020年10月12日 |
入力パラメータ名 |
金額 |
画面入力値 |
50 |
このElementEntry.datファイルにより、エレメント・エントリ値が作成されます。
METADATA|ElementEntry|CreatorType|EffectiveStartDate|ElementName|LegislativeDataGroupName|EntryType|AssignmentNumber|MultipleEntryCount
MERGE|ElementEntry|F|2020/10/10|Transportation Allowance|Vision Corp|E|E3141464|2
MERGE|ElementEntry|F|2020/10/12|Transportation Allowance|Vision Corp|E|E3141464|3
METADATA|ElementEntryValue|EffectiveStartDate|ElementName|LegislativeDataGroupName|InputValueName|ScreenEntryValue|AssignmentNumber|MultipleEntryCount|EntryType
MERGE|ElementEntryValue|2020/10/10|Transportation Allowance|Vision Corp|Overridden Pay Value|40|E3141464|2|E
MERGE|ElementEntryValue|2020/10/12|Transportation Allowance|Vision Corp|Overridden Pay Value|50|E3141464|3|E