与信チェック保留をリリースできるユーザーの管理
与信チェックの保留を解除できるユーザーを制御する保留コードを設定します。
Oracle Order Managementは、すべてのユーザーがOrder Management作業領域で与信チェック保留をリリースできるように事前定義されています。 この例では、オーダー・マネージャのみに保留のリリースを許可する必要があるとします。
設定のサマリー
- 事前定義された動作を確認します。
- 保留を解除できるロールを指定します。
- テストします。
事前定義済動作の確認
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保留中の販売オーダーをオープンします。
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「オーダー明細」領域でオーダー明細を選択し、「他のアクション」>「保留のリリース」をクリックします。
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「リリース」「保留」ダイアログを使用して、値の設定、保留の解除、および任意のロールによる保留の解除ができます。
保留を解除できるロールの指定
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「設定および保守」作業領域に移動してから、タスクに移動します:
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オファリング: オーダー管理
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機能領域: オーダー
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タスク: 保留コードの管理
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「保留定義」の管理ページで、「例による問合せ」をクリックし、値を入力して、キーボードの
Enter
を押します。属性
値
名前
与信チェック保留
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詳細領域で、「適用可能なロール」>「選択したロール」をクリックします。
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「処理」→「選択して追加」をクリックします。
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選択して追加ダイアログで、この値を検索します。
属性
値
ロール
オーダー・マネージャ
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検索結果で、Order Managerを含む「行」をクリックし、「適用> OK」をクリックします。
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詳細領域で、保留解除属性にチェック・マークが含まれていることを確認し、「保存してクローズ」をクリックします。
テスト
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「オーダー入力スペシャリスト」ロールでサイン・インします。
販売オーダーをオープンし、「保留の適用>保留の解除」をクリックします。
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リリース「保留」ダイアログで、「保留」名前属性を設定できず、保留を解除できないことを確認します。
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サインアウトし、オーダー・マネージャ・ロールでサインインします。
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販売オーダーを開き、「追加オーダー詳細」>「保留」をクリックして、「解除可能な保留」セクションの詳細を確認し、保留を選択および解除できることを確認します。
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「明細の更新」をクリックします。
オーダー管理によって、オーダー明細のステータス属性が未開始から予定済に変更されます。 ステータスが変更されない場合は、しばらく待ってから再試行してください。