リスト・フィールドで選択したItem(s)の表示値へのアクセス
オブジェクトにSomeListFieldという名前の単一選択の固定選択リスト・フィールドが含まれている場合は、getSelectedListDisplayValue()関数を使用して、現在のフィールドのコード値に対応する説明にアクセスできます。
この関数は、リスト・フィールドの名前である単一の引数をとり、選択した値の説明を指定します。 たとえば、RequestStatusという単一選択の固定選択フィールドを考えてみます。 次のようなコードを使用して、選択したステータスの説明文字列に基づいて条件ロジックを記述できます:
def meaning = getSelectedListDisplayValue('RequestStatus')
if (meaning.contains("Emergency")) {
// do something here when description contains the string "Emergency"
}
オブジェクトにMultiChoiceField
という名前の複数選択固定選択フィールドが含まれている場合は、getSelectedListDisplayValues()
関数を使用して、現在のフィールドの1つ以上の選択したコード値に対応する説明のリストにアクセスできます。 前述のように、この関数は、選択した値の説明が必要な複数選択固定選択リストの名前である単一の引数を取ります。 たとえば、Category_c
という名前のカスタム複数選択固定選択リストを考えてみます。 次のようなコードを使用して、選択したステータスの説明文字列に基づいて条件ロジックを記述できます:
// return true if any of the selected meanings contains the
// string "wood" case-insensitively (using Groovy regular expressions)
def meaningsList = getSelectedListDisplayValues('Category_c')
for (meaning in meaningsList) {
// if current meaning contains "wood" case-insensitively
if (meaning =~ /(?i)wood/) {
return true
}
}
return false
単一選択リスト・フィールドで複数選択リスト関数getSelectedListDisplayValues()
をコールすると、単一値を含むリストが返されます。 複数選択リスト・フィールドで単一選択リスト関数getSelectedListDisplayValue()
をコールすると、選択した複数選択の最初の文字列値が返されます。 値がnull
のリスト・フィールドでこれらの関数のいずれかをコールした場合、または値がリストに対して有効な選択ではない場合、関数はnull
を返します。