フォーマッタを使用した数値と日付の書式設定

Groovyには、テキスト式で使用できるフォーマッタ・オブジェクトや、フォーマット番号または日付に必要なスクリプト内の任意の場所で使用できます。

Formatterを使用するための一般的なパターンは、まずこのような新しいインスタンスを作成し、現在のユーザーのロケールの式を引数として渡すことです:

def fmt = new Formatter(adf.context.locale)

通常、インスタンス化したこのFormatterオブジェクトは、次のようにformat()メソッドをコールして、「単一」 (null以外の値)を書式設定するために使用されます:

def ret = fmt.format( formatString , arg1 [, arg2 , ..., argN ] )

同じFormatterオブジェクトのformat()メソッドを複数回コールすると、結果は連結されます。結果を連結せずにいくつかの個別値を書式設定するには、format()メソッドへの各コールに対して新しいFormatterをインスタンス化します。

書式文字列には、指定された各引数の書式設定方法を示す特殊文字のセットを含めることができます。簡単な例をいくつか次に示しますが、完全な構文については「Formatterクラスのドキュメント」を参照してください。