レート換算ルール

換算ルールは、標準エレメント、補足エレメント、休暇欠勤エレメントおよび時間エレメントを含む支給項目分類エレメントに適用されます。

これらのアプローチのいずれかを使用して、変換ルールを指定します。

周期。固定額、時間数にレートを掛けた値、または日数にレートを掛けた値の計算ルールを選択した場合。
標準支給項目エレメントまたは補足支給項目エレメントに固定額計算ルールを選択した場合の作業単位。
比例配分(エレメントが比例配分の対象の場合)。

支給項目エレメントとは異なり、休暇欠勤エレメントおよびタイム・カード・エレメントには変換ルール用のエレメント入力がありません。このようなエレメントの作成後に変換ルールを編集するには、次のステップを実行します:

「計算値定義」ページで、タイム・カード・エレメントを検索して選択します。
レート換算ルールのデフォルト値を「標準レート年間」から「定期勤務スケジュール・レート年間」に変更します。

この表は、事前定義済の変換ルールまたは算式ルールについて説明しています。

事前定義済の換算ルールまたは算式ルール

換算ルール	計算
年間標準レート	2080時間、260勤務日のデフォルト値を使用して、ソース金額と周期を年間値に変換します。金額を必要な周期およびレートに変換します。
日次標準レート	デフォルト値の260営業日を使用して日次レートを計算します。金額を必要な出力周期およびレートに変換します。
年間標準勤務時間レート	個人の標準勤務時間を使用して、ソース金額および勤務時間を年間値に変換します。レートを計算します。シナリオ: 個人が1週間に40時間勤務し、月給が1000 USドルです。計算: ((100012) / (40.0052) = 5.77 (時間給)
年間アサイメント勤務時間レート	個人の勤務時間を使用して、ソース金額および勤務時間を年間値に変換します。レートを計算します。シナリオ: 個人が1週間に40時間勤務し、1週間の標準勤務時間が37.5時間で、月給が1000 USドルです。計算: ((100012) / (37.5052) = 6.15 (時間給)
年間定期勤務スケジュール・レート	金額と勤務スケジュールを年間値に変換します。日次換算および時間換算の給与期間に個人の勤務スケジュールを使用します。レートを計算します。月次給与が割り当てられた個人のシナリオ: 個人の月給は1000 USドルです。 Formulaでは月の勤務スケジュール詳細をチェックします。日次換算計算: month= 50per日の月1000 / 20日。給与が割り当てられていない個人の場合: 計算では週次レートが使用され、結果が年間金額に換算されます。計算では、勤務スケジュールに従って、年間金額が該当週の日数または時間数で除算されます。

レポート用に「その他の単位」を選択し、「このエレメントにデフォルトのレート定義はありますか?」という質問に対して「はい」を選択した場合は、計算を有効にするために事前定義済の「レート名」を選択する必要があります。

勤務スケジュール計算

「定期勤務スケジュール・レート年間」ルールの場合、Formulaは個人の勤務スケジュールが存在するかどうかを決定します。計算は割当レベルで開始され、スケジュールが見つかるまで前述の順序で続行されます。

アサイメント
ポジション
ジョブ
部門
事業所
雇用主
企業

給与期間のエレメントを正確に計算するには、次の条件を考慮してください:

個人に割り当てられた勤務スケジュールが、個人に支払う給与期間の開始日に存在することを確認します。
個人に複数のアサイメントがある場合は、アサイメント・レベルで勤務スケジュールを作成します。