パフォーマンス・タスクの移動方法
HR担当者は、パフォーマンス文書のプロセス・フローのタスクを先に進めてタスクをバイパスする、または前に戻ってすでに完了したタスクをやり直すことができます。
従業員グループまたは個人用のパフォーマンス文書のタスクを先に進めるまたは前に戻すことができます。タスクを移動するには、「パフォーマンス文書」ページで「前のタスクに戻る」または「次のタスクに進む」アクションを使用します。このページを開くには、 に移動します。
次のタスクに進める
マネージャまたは従業員が完了していないタスクからプロセス・フローの次のタスクにパフォーマンス文書を進めることができます。この処理は、従業員またはマネージャがタスクを完了していないときに評価プロセスを続行する場合に使用します。タスクを通過して先に進めた場合、パスしたタスクのステータスは「バイパス済」になります。
タスクを先に進める場合、進めるために選択するすべてのパフォーマンス文書のタスクは、プロセス・フロー内の同じタスクである必要があります。パフォーマンス文書は、一度に1つのタスク分のみ先に進めることができます。パフォーマンス文書を複数のタスク分先に進める場合は、この処理を繰り返す必要があります。
バイパス済タスクの表示
パフォーマンス文書をタスクを通過して先に進めた場合、スキップされたタスクは、次のページに「バイパス済」と表示されます。
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パフォーマンス(従業員のビュー)
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パフォーマンスの評価(マネージャのビュー)
前のタスクに戻る
パフォーマンス文書を、現在のタスクから、プロセス・フロー内の前の完了済タスクに戻すことができます。現在のタスクとは、進行中であるかまだ開始されていないタスクであり、前のタスクとは完了したタスクのことです。移動するために選択するパフォーマンス文書は、プロセス・フロー内の同じタスクである必要があります。
タスクにサブタスクがある場合、タスクはサブタスク・レベルで戻されます。たとえば、「レビュー会議」タスクは、マネージャによって実行される開催されたレビュー会議を指示というタスクと、従業員によって実行される開催されたレビュー会議を確認という2つのサブタスクを持つことができます。「レビュー会議」タスクは、いずれかのサブタスクに戻すことができます。
タスクを前に完了したタスクに戻すことによる影響
タスクを前に戻すと、後続のすべてのタスクのステータスが「未開始」に変更されるため、タスクを再度完了する必要があります。タスクがすでに完了していた場合、入力されていたすべてのデータは保存されます。
前後に移動できないタスク
「関係者フィードバックの管理」タスク以外はすべて、他のタスクと並行して実行できるので移動できます。
パフォーマンス文書を「マネージャ評価」タスクまたはプロセス・フロー内の前のタスクに戻した場合は、「関係者フィードバックの管理」タスクが再オープンされることに注意してください。タスクが再オープンしても、前に実行されていたフィードバックには影響しません。しかし、マネージャおよび従業員は、追加の参加者を選択し、新しいフィードバック要求を送信できます。
承認タスクを先に進めると、タスクは「バイパス済」としてマークされます。ただし、タスクが承認者によって完了されている場合でも、ワークリストとEメール通知は引き続き配信されます。
タスクを進めるまたは戻す理由の記録
タスクを進めるまたは戻す場合は、その理由を選択できます。選択した事由コードはレポートで使用され、「パフォーマンス管理」ページには表示されません。1つのタスクには1つの事由コードのみが保存されるため、タスクを複数回移動した場合は、最新の事由コードのみが保存されます。