補助元帳会計基準を使用した負債勘定の定義

各合弁企業定義に負債勘定を指定してもビジネス・ニーズを満たせない場合は、補助元帳会計基準を使用して負債勘定を定義できます。

マッピング・セットを作成し、それを勘定科目ルールに割り当ててから、その勘定科目ルールを仕訳ルール・セットに追加します。続いて、その仕訳ルール・セットを会計処理基準に割り当てます。

マッピング・セットでは、入力値の組合せを特定の出力値にマップします。合弁企業の事前定義済参照キーをマッピング・セットの入力ソースとして使用できます。詳細は、合弁企業買掛/未払金請求書の参照キーを参照してください。たとえば、合弁企業名をマッピングするために参照キー4を使用して、各請求書明細に表示できます。

次の例は、入力ソースに対して次の値が選択されている負債勘定を定義するマッピング・セットを示しています:

  • 補助元帳アプリケーション = 買掛管理
  • イベント区分 = 請求書
  • ソース = AIL_REFERENCE_KEY4

    ソースは事前定義済参照キーの1つで、入力ソースに対して1つ以上を選択できます。

次の画像は、「マッピング」セクションを示しており、入力ソースと出力ソースの値が入力されています。「請求書ソース」および「AIL_REFERENCE_KEY4」という名前の2つの入力列が、それぞれ値「ORA_AP_JV」および「EAGLEFORD」にマップされています。「HEPPAccount」という名前の出力列は、勘定科目21104にマップされています。つまり、合弁企業EAGLEFORDに対して作成されたすべての買掛/未払金請求書で、負債勘定に対して勘定科目21104が使用されます。

この画像は、合弁企業買掛/未払金請求書の負債勘定を定義するために使用するマッピング・セットの入出力マッピングの例を示しています。