合弁企業デビット・メモのためのOracle Payablesの設定

合弁企業会計担当が買掛/未払金請求書を修正する必要がある場合は、請求書の金額を取り消すデビット・メモを作成します。

デビット・メモを作成するプロセスでは、請求書からデビット・メモにパートナ勘定科目が引き継がれます。パートナ勘定科目にそのソース勘定科目を使用している場合は、デビット・メモのために追加の設定をする必要はありません。ただし、補助元帳会計基準を使用して別の勘定科目でパートナ勘定科目を上書きしている場合は、補助元帳会計基準を使用して、同じ上書きをデビット・メモに適用する必要があります。

ノート: デビット・メモのこの設定は、非運用合弁企業には当てはまりません。

補助元帳会計基準を使用してデビット・メモのパートナ勘定科目を定義する必要がある場合、デビット・メモのマッピング・セットのイベント区分に「デビット・メモ」を選択する点のみが異なります。次に、買掛/未払金請求書のマッピング・セットでマップしたのと同じ値をマップします。

デビット・メモのマッピング・セットを設定する際には、買掛/未払金請求書のパートナ勘定科目を定義するために設定したマッピング・セットとはっきり区別できる名前を必ず指定してください。こうすると、マッピング・セットを勘定科目ルールに割り当てる際に、マッピング・セットを識別しやすくなります。また、勘定科目ルールを仕訳ルール・セットに追加する際にも、はっきり区別できる名前を勘定科目ルールに付けると、識別しやすくなります。