23.12 LOG_LONG_MESSAGEプロシージャ
このプロシージャでは、Oracle APEXのPL/SQLコンポーネントまたはPL/SQLプロシージャおよびファンクションからデバッグ・メッセージを発行します。
このプロシージャは、LOG_MESSAGEと同様ですが、より長いメッセージのロギングが可能な点のみ異なります。このメッセージ・ログは、デバッグ出力で4,000の文字のチャンクに分割されます。1つのデバッグ・メッセージは4,000文字までに制限されているためです。
ノート:
ベスト・プラクティスとして、可能な場合は短いメッセージAPI (ERROR、WARNなど)を使用し、長いメッセージを必要とするシナリオではLOG_LONG_MESSAGEを予約することをお薦めします。構文
APEX_DEBUG.LOG_LONG_MESSAGE (
p_message IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_enabled IN BOOLEAN DEFAULT FALSE,
p_level IN t_log_level DEFAULT c_log_level_app_trace )
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
p_message |
長いログ・メッセージ(最大サイズは32,767バイト)。 |
p_enabled |
デバッグが有効かどうかに関係なく、メッセージを常にログに記録するにはTRUE を設定します。デバッグが有効な場合にのみメッセージをログに記録するにはFALSE を設定します
|
p_level | 長いログ・メッセージのレベルを識別します。「定数」を参照してください。 |
例
この例では、レベル1
および2
メッセージに対してデバッグ・メッセージ・ロギングを有効にし、32,767文字まで含むことができるレベル1
メッセージを表示します。デバッグは明示的に有効になっており、このパラメータのデフォルト設定のFALSE
よりも、この有効化の設定の方が優先されるため、p_enabled
パラメータを指定する必要はありません。
DECLARE
l_msg VARCHAR2(32767) := 'Debug outputs anything up to varchar2 limit';
BEGIN
APEX_DEBUG.ENABLE (p_level => 2);
APEX_DEBUG.LOG_LONG_MESSAGE(
p_message => l_msg,
p_level => 1 );
END;
親トピック: APEX_DEBUG