16.5 SET_ALLOWED_URLSプロシージャ

このプロシージャは、この資格証明に使用できるURLのリストを設定します。

資格証明は、そのターゲットURLがこのリストのURLのいずれかと一致する場合、HTTPリクエストに使用できます。照合はstarts-withベースで実行されます。

たとえば、"https://www.oracle.com"および"https://apex.oracle.com/ords/"が許可されたURLとして設定されている場合、資格証明は次のHTTPリクエストの例に使用できます:

  • https://www.oracle.com/
  • https://www.oracle.com/myrest/service
  • https://apex.oracle.com/ords/secret/workspace

資格証明は、次のリクエスト例には使用できません:

  • https://web.oracle.com
  • https://apex.oracle.com/apex/workspace
  • http://www.oracle.com/

セキュリティのために、資格証明シークレット(クライアント・シークレット、パスワード、秘密キー)も渡す必要があります。渡されない場合、またはNULLとして渡された場合、シークレットはクリアされます。

構文

PROCEDURE SET_ALLOWED_URLS (
    p_credential_static_id  IN VARCHAR2,
    p_allowed_urls          IN apex_t_varchar2,
    p_client_secret         IN VARCHAR2 );

パラメータ

パラメータ 説明
p_credential_static_id 資格証明の静的ID。
p_allowed_urls これらの資格証明がアクセスできるURLのリスト(APEX_T_VARCHAR2として)。
p_client_secret クライアント・シークレット。許可されたURLが変更された場合、これを再度指定する必要があります。

この例では、資格証明OAuth Loginに許可されたURLを設定します。

BEGIN
  apex_credential.set_allowed_urls (
    p_credential_static_id => 'OAuth Login',
    p_allowed_urls         => apex_t_varchar2( 
                              'https://tokenserver.example.com/oauth2/token',
                              'https://www.oracle.com' ),
    p_client_secret        => '1278672tjksaGSDA789312..' );
END;