7.9 APEXからSQL Developer Webへの直接アクセス

「SQLワークショップ」メニューからSQL Developer Webにアクセスします。

SQL Developer Web (データベース・アクションとも呼ばれる)には、問合せとスクリプトの実行、データベース・オブジェクトの作成、データのロード、データ・モデルの構築、およびデータベース・パフォーマンスの監視を行える、Webベースのインタフェースが用意されています。

開発者権限およびSQLワークショップへのアクセス権を持つユーザーは、メニュー・バーの「SQLワークショップ」メニューの「SQL Developer Web」オプションを使用して、現在のワークスペースに関連付けられたデータベース・スキーマのSQL Developer WebセッションをAPEXから直接開くことができます。

「SQL Developer Web」メニュー・オプションを有効にするための要件は次のとおりです:

  • Oracle REST Data Servicesリリース23.1.0 (HTTPSモードで実行)。
  • インスタンス管理者は、管理サービスの「SQL Developer Webの有効化」属性を選択する必要があります。

APEXからSQL Developer Webセッションを開くには:

  1. 管理サービスで「SQL Developer Webの有効化」属性を選択します:
    1. APEX管理サービスにサインインします。
    2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
    3. 「インスタンスの設定」で、「機能構成」をクリックします。
    4. 「SQLワークショップ」セクションに移動し、「SQL Developer Webの有効化」を選択します。
    5. 管理サービスからサインアウトします。
  2. APEXワークスペースにサインインします。
  3. 「SQLワークショップ」メニューをクリックします。

    「SQLワークショップ」メニューに「SQL Developer Web」メニュー・オプションが含まれるようになりました。

  4. 「SQL Developer Web」メニューをクリックすると、次の2つの動作が発生します:
    • 現在のワークスペースに関連付けられているスキーマが1つのみで、そのスキーマがすでにREST対応の場合は、SQL Developer Webセッションを含む新しいブラウザ・タブが表示されます。

    • 現在のワークスペースに複数のスキーマが関連付けられている場合は、スキーマを示すダイアログが表示され、スキーマがREST対応かどうかが示されます。

      現在REST対応ではないスキーマを選択すると、RESTfulサービス・ページが表示され、「ORDSへのスキーマの登録」の説明に従ってスキーマを登録するよう求められます。スキーマが登録されると、新しいブラウザ・タブにSQL Developer Webセッションが表示されます。

    ノート:

    SQL Developer Webで新しいブラウザ・タブを開くと、そのブラウザに対して開いている他のSQL Developer Webセッションが無効になり、終了します。

関連項目: