6.6 スクリプト・エディタの使用

スクリプト・リポジトリ内で新規スクリプトへのコンテンツの追加、既存のスクリプトの編集、スクリプトの実行および削除を行うには、スクリプト・エディタを使用します。

6.6.1 既存のスクリプトの編集

既存のSQLスクリプトを編集する方法を学習します。

SQLスクリプトを編集するには:

  1. ワークスペースのホームページで「SQLワークショップ」「SQLスクリプト」の順にクリックします。

    SQLスクリプト・ページが表示されます。

  2. 次のようにしてスクリプトをエディタにロードできます。
    • 「アイコン」ビューでスクリプトのアイコンをクリックします。

    • 「レポート」ビューで「編集」アイコンをクリックします。

    スクリプト・エディタが表示されます。

  3. スクリプトを編集します。

    新規の行は、前の行の先頭の列に合せて自動的にインデントされます。スクリプト・エディタのその他の機能には次のものがあります。

    • 元に戻す - 直前の編集を元に戻します。

    • やり直し - 直前に元に戻した編集を再度適用します。

    • 検索 - 基本検索を実行するには、(虫めがねに似た)「検索」アイコンをクリックします。

    • 置換 - 既存のコードを置換するには、(双方向矢印に似た)「置換」アイコンをクリックします。

    • 切取り、コピーおよび貼付け - スクリプト・エディタのコンテンツの切取り、コピーおよび貼付けを行うには、標準の編集コントロールを使用します。

    • オートコンプリート - 「オートコンプリート」アイコンをクリックして、完全なコマンドにします。

  4. 「変更の適用」をクリックして、スクリプトを保存します。

    SQLスクリプト・ページが表示されます。

編集中に、スクリプトを実行することによってテストし、エラーを明らかにすることができます。

6.6.2 スクリプト・エディタのコントロール

スクリプト・エディタで使用できるボタンおよびコントロール。

表6-*に、スクリプト・エディタで使用できるボタンおよびコントロールを示します

ボタン 説明
取消 編集セッションを取り消して、前回の保存以降に行われた変更内容を保存せずにスクリプト・エディタを終了します。
ダウンロード 現在のスクリプトのコピーをローカル・ファイル・システムに保存します。ローカル・ファイル・システム上のスクリプトの名前とディレクトリ・パスを入力します。
削除 スクリプト・リポジトリから現在のスクリプトを削除します。
保存 現在のスクリプトを保存します。スクリプト名を編集すると、「保存」は無効になります。かわりに、「変更の適用」を使用します。
アプリケーションの作成

表に基づいて「アプリケーションの作成」ウィザードを起動します。スキーマに表を追加するスクリプトとのみ機能します。

ヒント: 最初に、スキーマに表を追加するスクリプトを実行する必要があります。

変更の適用 スクリプトを保存してSQLスクリプト・レポートに戻ります。
実行 スクリプトを送信して実行します。
元に戻す(Ctrl+Z) スクリプト・エディタで最後に実行した行編集を削除または元に戻します。
やり直し([Ctrl]+[Shift]+[Z]) スクリプト・エディタで最後に実行した行編集を繰り返します。
検索(Ctrl+F) 基本検索を実行するには、(虫めがねに似た)「検索」アイコンをクリックします。
オートコンプリート([Ctrl]+[Space]) (大文字Aに似た)「オートコンプリート」アイコンをクリックすると、使用できるオートコンプリート候補が表示されます。
コンテキスト・メニュー

右クリックして次のいずれかを選択します。

  • すべて変更([Ctrl]+[F2]) - 右クリックして、コンテキスト・メニューからすべて変更を選択します。

  • 切取り

  • コピー

  • コマンド・パレット([F1]) - コマンド・パレットを表示します。

コマンド・パレット([F1])

右クリックしてコンテキストメニューを表示し、コマンド・パレットを選択します。コマンド・パレットには、次のような80を超えるコマンドが含まれています。

  • 置換([Ctrl]+[H])

  • 次の値に置換([Ctrl]+[Shift]+[.])

  • 前の値で置換([Ctrl]+[Shift]+[,])

複数カーソルの選択
  • 任意の位置にカーソルを追加する - マウスで位置を選択し、[Shift]と[Alt]を押しながらクリック(macOSの場合は[Shift]と[Option]を押しながらクリック)します。

  • カーソルを現在の位置の上に設定する - マウスで位置を選択し、[Ctrl]+[Alt]+[Up] (macOSの場合は[Option]+[Command]+[Up])を押します。

  • カーソルを現在の位置の下に設定する - マウスで位置を選択し、[Ctrl]+[Alt]+[Down] (macOSでは[Option]+[Command]+[Down])を押します。

「設定」メニュー

次のオプションを含む「設定」メニューが右側に表示されます。

  • インデント - オプションは、「タブ挿入領域」、「タブ・サイズ」および「インデント・サイズ」です。

  • テーマ - オプションは、「自動」、「淡」、「濃」およびハイ・コントラスト・ダークです。

  • ルーラーの表示。