18.4.8.4.6 バルクDML

バルクDMLのサポートについて学習します。

エンド・ユーザーがBOSS RESTデータ・ソースからのデータを1行以上変更すると、デフォルトでは、APEXエンジンによって、変更したすべての行が単一の効率的なバルク操作で保存されます。たとえば、ユーザーが対話グリッド・リージョンで4つの新しい行を挿入し、3つの行を変更し、2つの行を削除して、「保存」をクリックするとします。前述の逸失更新保護のチェックに合格すると、APEXエンジンによって、1回のラウンドトリップで9行すべてがBOSS RESTエンドポイントに送信されます。

操作しているBOSS RESTエンドポイントがバルクDMLの使用で想定どおりに動作しないことがわかった場合は、「バルクDMLの使用」データ・ソース設定を「いいえ」に設定することで、これを無効にできます。BOSS RESTデータ・ソースに対してバルクDMLが無効になっている場合、削除、挿入および更新はそれぞれ、BOSS RESTエンドポイントに対する個別のコールを使用して実行されます。また、バルクDMLは、トップ・レベルのビジネス・オブジェクト・エンドポイントに対してのみ機能します。ネストした子リソースに対してRESTデータ・ソースを使用する場合は、「バルクDMLの使用」「いいえ」に設定します。