18.4.8.4.5 ETagのサポート
ETagのサポートについて学習します。
BOSSビジネス・オブジェクトでhistoryType='versionNumber'
タイプの履歴属性が定義されている場合、そのオブジェクトには、レスポンス・ペイロードで、セレクタ$context.etag
でETagが返されます。BOSSアダプタにより、この$context.etag
セレクタにマップされている、データ・プロファイル内のAPEX$ETAG
列が定義されて、ETag
の「追加情報」注釈タグが含まれます。実行時に、BOSSランタイムで想定されているとおりに、更新操作と削除操作でBOSSアダプタにnull以外のETag値が含まれるようになります。ETagがあるBOSSオブジェクトに対してRESTデータ・ソースに基づくAPEXリージョン(くフォームや対話グリッドなど)を構成する場合、開発者は、「失われた更新タイプ」を値「行バージョン列」に設定し、行バージョン列名にAPEX$ETAG
を選択する必要があります。または、BOSSでサーバー側でのみ逸失更新保護を実行するには、フォームまたはグリッド・リージョン(それでETagがあるBOSSオブジェクトに対してRESTデータ・ソースが使用されている場合)に対してAPEXの逸失更新保護を無効にできます。
親トピック: BOSS RESTデータ・ソースの実行時機能