ファイルからのアプリケーションの作成

5.5 ファイルからのアプリケーションの作成

ファイルをアップロードする方法、またはCSVデータをコピーして貼り付けて、アップロードしたデータでアプリケーションを作成する方法について説明します。

ファイルからのアプリケーションの作成について
CSV、XLSX、XML、TXTまたはJSONファイルをアップロードするか、CSVデータをコピーして貼り付けて、アプリケーションを作成します。
ファイルのアップロードによるアプリケーションの作成
データベースにファイルをアップロードし、新しい表に基づいてアプリケーションを作成します。
ファイルのコピー・アンド・ペーストによるアプリケーションの作成
CSVファイルから列区切りデータをコピーして貼り付けるか、サンプルを選択し、新しい表に基づいてアプリケーションを作成します。

5.5.1 ファイルからのアプリケーションの作成について

CSV、XLSX、XML、TXTまたはJSONファイルをアップロードするか、CSVデータをコピーして貼り付けて、アプリケーションを作成します。

アプリケーションの作成ウィザードを実行し、「ファイルからのアプリケーションの作成」を選択すると、データのロード・ウィザードが表示されます。データのロード・ウィザードで、次の操作を選択できます。

ファイルのアップロード。CSV、XLSX、XML、TXTまたはJSONファイルからデータをロードするには、このオプションを選択します。
コピー・アンド・ペースト。列区切りデータをコピー・アンド・ペーストするには、このオプションを選択します。「- サンプルの選択 -」リストからサンプル・データ・セットを選択することもできます。

データベース表にデータをロードしたら、アプリケーションの作成ウィザードに進むオプションがウィザードに表示されます。続行すると、新しい表に基づいたフォーム付きレポートとダッシュボード・ページが「ページ」に表示されます。次に、アプリケーションの名前を指定して、アプリケーション作成プロセスを終了します。

5.5.2 ファイルのアップロードによるアプリケーションの作成

データベースにファイルをアップロードし、新しい表に基づいてアプリケーションを作成します。

ファイルからアプリケーションを作成するには、次のようにします。

ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
「作成」をクリックします。

ウィザードによって、アプリケーションの作成方法を選択するよう求められます。

図create_app_wiz.pngの説明
「ファイルからのアプリケーションの作成」をクリックします。

「ファイルのアップロード」タブが選択された状態で、「データのロード」ページが表示されます。

図load_data_file.pngの説明
「ファイルのアップロード」タブには、次の2つのオプションがあります。
- ドラッグ・アンド・ドロップ - ページの中央にあるリージョンにファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。
- ファイルの選択 - 「ファイルの選択」をクリックし、ナビゲートしてファイルを選択します。
「このデータをどちらにロードしますか。」、「設定」、「プレビュー」というセクションが含まれている「データのロード」ページが表示されます。表示される「データのロード」ページは、選択したファイル・タイプによって若干異なることに注意してください。

図load_data_file2.pngの説明
「このデータをどちらにロードしますか。」で、データのロード先を選択します。

次に何が表示されるかは、選択内容によって異なります。
新しい表にデータをロードするには:
1. ロード先 - 「新規表」を選択します。
2. 表の所有者 - データベース・スキーマを選択します。
3. 表名 - 作成する表の名前を指定します。デフォルトでは、表の名前はすべて大文字に変換されます。
4. 主キー - 主キーの設定方法を選択します。オプションには、SYS_GUIDまたは「ID列」があります。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
5. 列のデータ型の使用 - ファイルから解析された列タイプを使用する場合に選択します。選択を解除すると、表の列がVARCHAR2(4000)として作成されます。
既存の表にデータをロードするには:
1. ロード先 - 「既存の表」を選択します。
2. 表の所有者 - データベース・スキーマを選択します。
3. 表名 - データをロードするデータベース表を選択します。
  ターゲット表にマップされている列の数を示すメッセージが表示されます。
4. 「構成」をクリックして、残りの列を構成します。「構成」の「列のマッピング」で、次のようにします。
  - サンプリングする行 - 列タイプのサンプリングに使用する行の最大数を選択します。
  - NULLとして処理 - 大/小文字を区別しない入力値がNULLとして処理されます。たとえば、「tbd」、「n/a」、「unknown」、「-」です。
  - 列のマッピング - 追加の属性を構成します。
  - 「変更の保存」をクリックします。
5. Updateメソッド: 次のオプションがあります。
  - 追加 - 表にデータがすでに存在する場合、新しい行が表に追加されます。データが存在しない場合には、単に新しい行がロードされます。
  - 置換 - まず表を削除してから、新しい行を表にロードすることによって、表全体が置換されます。
「設定」で、次の項目を指定します。
1. 列見出し - データの最初の行に列名がある場合は、このオプションを選択します。
2. 列デリミタ - (CSVまたはTXTファイルの場合は)列デリミタ文字を選択します。
3. 囲み文字 - (CSVまたはTXTファイルの場合は)列の囲み文字を選択します。データ値の開始境界および終了境界を、この文字で区切ります。区切り文字を指定した場合、データ値の始まりと終わりの前にあるスペースはウィザードで無視されます。
4. ファイル・エンコーディング(該当する場合) - ファイルがエンコードされている文字セットを選択します。
「プレビュー」には、列と行のサンプルが表示されます。正確な数は、ファイルのタイプによって異なります。次のいずれかのタブをクリックします。
- 「プレビュー」 - 列と行のサンプルが表示されます。正確な数は、ファイルのタイプによって異なります。
- 列のマッピング: 残りの列を構成できます。
  - サンプリングする行 - 列タイプのサンプリングに使用する行の最大数を選択します。
  - NULLとして処理 - 大/小文字を区別しない入力値がNULLとして処理されます。たとえば、「tbd」、「n/a」、「unknown」、「-」です。
  - 列のマッピング - 追加の属性を構成します。
  - 「変更の保存」をクリックします。
「データのロード」をクリックします。
表および行が作成されたことを示す確認ページが表示されます。ここでは次のオプションを指定できます。
- テーブルの表示 - テーブルの表示をクリックし、現在のウィザードを終了してオブジェクト・ブラウザを開き、新しく作成された表を表示できるようにします。
- アプリケーション作成ウィザードに進む - 「アプリケーション作成ウィザードに進む」をクリックして、アプリケーションの作成ウィザードをロードします。
  
  すべての行のロードに失敗した場合、このボタンは表示されません。
「アプリケーション作成ウィザードに進む」をクリックします。

アプリケーションの作成ウィザードの「アプリケーションの作成」ページが表示されます。新しい表に基づいたフォーム付きレポートとダッシュボード・ページが「ページ」に表示されます。ここから、ページ名の編集や、インポートしたデータに基づく追加ページの作成ができます。
アプリケーションの作成ウィザードを完了します。

5.5.3 ファイルのコピー・アンド・ペーストによるアプリケーションの作成

列区切りデータをCSVファイルからコピー・アンド・ペーストするか、サンプルを選択し、新しい表に基づいてアプリケーションを作成します。

列区切りデータをCSVファイルからコピー・アンド・ペーストするか、サンプルを選択して、アプリケーションを作成するには:

ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
「作成」をクリックします。

ウィザードによって、アプリケーションの作成方法を選択するよう求められます。

図create_app_wiz.pngの説明
「ファイルからのアプリケーションの作成」をクリックします。

データのロード・ページが表示されます。
「コピー・アンド・ペースト」タブを選択します。

図copy_paste.pngの説明
データをロードするには、次のいずれかを実行します。
- - 「- サンプルの選択 -」リストからサンプル・データベースを選択します。
- コピー・アンド・ペースト - CSVデータをコピーして貼り付けます。
「次」をクリックします

データのロード・ページが表示されます。

図load_data.pngの説明
「このデータをどちらにロードしますか。」で、データのロード先を選択します。

次に何が表示されるかは、選択内容によって異なります。
新しい表にデータをロードするには:
1. ロード先 - 「新規表」を選択します。
2. 表の所有者 - データベース・スキーマを選択します。
3. 表名 - 作成する表の名前を指定します。デフォルトでは、表の名前はすべて大文字に変換されます。
4. 主キー - 主キーの設定方法を選択します。オプションには、SYS_GUIDまたは「ID列」があります。さらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
5. 列のデータ型の使用 - ファイルから解析された列タイプを使用する場合に選択します。選択を解除すると、VARCHAR2(4000)として表の列が作成されます。
既存の表にデータをロードするには:
1. ロード先 - 「既存の表」を選択します。
2. 表の所有者 - データベース・スキーマを選択します。
3. 表名 - データのロード先となるデータベース表を選択します。
  マッピングされた列の数を示すメッセージが表示されます。
4. 「構成」をクリックして、残りの列を構成します。「構成」の「列のマッピング」で、次のようにします。
  - サンプリングする行 - 列タイプのサンプリングに使用する行の最大数を選択します。
  - NULLとして処理 - 大/小文字を区別しない入力値がNULLとして処理されます。たとえば、「tbd」、「n/a」、「unknown」、「-」です。
  - 列のマッピング - 追加の属性を構成します。
  - 「変更の保存」をクリックします。
5. Updateメソッド: 次のオプションがあります。
  - 追加 - 表にデータがすでに存在する場合、新しい行が表に追加されます。データが存在しない場合には、単に新しい行がロードされます。
  - 置換: まず表を削除してから、新しい行を表にロードすることによって、表全体が置換されます。
「設定」で、次の項目を指定します。
1. 列見出し - データの最初の行に列名がある場合は、「最初の行にヘッダーが含まれる」を有効にします。
2. 列デリミタ - 列デリミタ文字を選択します。
3. 囲み文字 - 列の囲み文字を選択します。データ値の開始境界および終了境界を、この文字で区切ります。区切り文字を指定した場合、データ値の始まりと終わりの前にあるスペースはウィザードで無視されます。
4. ファイル・エンコーディング - ファイルがエンコードされている文字セットを選択します。
「プレビュー」には、列と行のサンプルが表示されます。正確な数は、ファイルのタイプによって異なります。次のいずれかのタブをクリックします。
- 「プレビュー」には、列と行のサンプルが表示されます。正確な数は、ファイルのタイプによって異なります。
- 列のマッピングを使用すると、残りの列を構成できます。
  - サンプリングする行 - 列タイプのサンプリングに使用する行の最大数を選択します。
  - NULLとして処理 - 大/小文字を区別しない入力値がNULLとして処理されます。たとえば、「tbd」、「n/a」、「unknown」、「-」です。
  - 列のマッピング - 追加の属性を構成します。
  - 「変更の保存」をクリックします。
「データのロード」をクリックします。
表および行が作成されたことを示す確認ページが表示されます。ここでは次のオプションを指定できます。
- テーブルの表示 - 現在のウィザードを終了してオブジェクト・ブラウザを開き、新しく作成された表を表示できるようにします。
- アプリケーション作成ウィザードに進む
「アプリケーション作成ウィザードに進む」をクリックします。

「アプリケーションの作成」ウィザードが表示されます。ウィザードでは、新しい表に基づいてページが事前に移入され、そのページが「ページ」に表示されます。ここから、ページ名の編集や、インポートしたデータに基づく追加ページの作成ができます。
アプリケーションの作成ウィザードを完了します。