18.4.3 例: SQL問合せに基づいたRESTデータ・ソースの作成

REST対応SQLサービス参照で実行されるSQL問合せに基づいてRESTデータ・ソースを作成する例を確認します。

リモート・データベースへのREST対応SQLサービス参照には、REST対応SQL参照に対するSQL問合せの実行のサポートが含まれています。次の例では、架空の参照MySQL REST対応SQLの例を使用して、MySQL問合せでRESTデータ・ソースを作成します(「例: MySQLでのREST対応SQLサービス参照の作成」を参照)。

REST対応SQL参照で実行されるSQL問合せに基づいてRESTソースを作成するには:

  1. 「RESTデータ・ソース」ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「データ・ソース」で、「RESTデータ・ソース」を選択します。
  2. 「RESTデータ・ソース」ページで、「作成」をクリックします。
  3. メソッド - 「最初から」を選択し、「次」をクリックします。
  4. 一般:
    1. RESTデータ・ソース・タイプ - 「REST対応SQL問合せ」を選択します。
    2. 名前 - このRESTデータ・ソースのわかりやすい名前を入力します(たとえば、MySQL REST Data Source)。
    3. REST対応SQL参照 - SQL問合せを実行する、作成済のREST対応SQL参照を選択します(例: MySQL REST対応SQLの例)。
    4. 「次」をクリックします。
  5. REST対応SQL問合せ:
    1. SQL問合せ - このRESTデータ・ソースのREST対応SQLサービスで実行する問合せを入力します。次の例では、架空の参照MySQL REST対応SQLの例を使用して、MySQL問合せを作成します(「例: MySQLでのREST対応SQLサービス参照の作成」を参照)。
      select * from `film`

      結果の検出とデータ型の検出は、この問合せの結果に基づいて行われます。MySQLデータベースでは、問合せはデフォルト・データベース内で実行され、REST対応SQL参照内に構成されます。他のデータベースの表は、接頭辞を付けるだけで参照できます。

    2. 「次」をクリックします。
  6. 認証:
    1. 資格証明 - デフォルトを受け入れるか、認証に使用する既存の資格証明を選択します。
    2. 「検出」をクリックします。

      APEXがRESTサービスURLを起動し、プレビューが表示されます。APEXでは、REST対応SQLレスポンスから属性とそのデータ型が導出され、それを使用してデータ・プロファイルが作成されます。次の例を検討してください:

      rest_data_source_discovery.pngの説明が続きます
      図rest_data_source_discovery.pngの説明
  7. 「RESTデータ・ソースの作成」をクリックします。

    RESTデータ・ソースが作成されます。

    film表のデータは、APEXコンポーネント、RESTソース・カタログまたはREST同期化で使用できるRESTデータ・ソースとして使用できるようになりました。

    ノート:

    対話モード・レポートまたは対話グリッドで使用される場合、エンド・ユーザー・フィルタはMySQLまたはOracle固有のSQLに変換され、REST対応SQLサービスにプッシュされます。後処理のSQLを使用して、MySQL問合せとローカルOracle表の間の結合をサポートすることもできます。