8 レポートの開発
Oracle APEXでは、レポートは、SQL問合せの結果を書式設定したものです。SQL問合せは、ウィザードで表またはビューを選択するか、またはSQL問合せを手動で定義することによって生成できます。
ヒント:
例を表示するには、サンプル・アプリケーション「サンプル・レポート」をインストールします。詳細は、サンプル・アプリケーションを参照してください。
- レポート・ページ・タイプの理解
アプリケーションの作成ウィザードおよびページの作成ウィザードを実行しているときに使用可能なレポート・ページ・タイプについて説明します。 - アプリケーションの作成ウィザードを使用したレポートの作成
アプリケーションの作成ウィザードを実行して、1つ以上のページを含む新しいアプリケーションを作成します。サポートされているレポート・ページには、カード、ファセット検索、対話グリッド、対話モード・レポートおよびクラシック・レポートがあります。 - ページの作成ウィザードを使用したレポートの作成
既存のアプリケーションからページの作成ウィザードを実行して、様々なレポートを作成します。 - ギャラリからのドラッグ・アンド・ドロップによるレポートの作成
ギャラリからレポート・タイプをドラッグ・アンド・ドロップしてレポートを作成します。 - カードの管理
カード・ページは、情報タイルの整然としたレイアウトが特徴です。開発者は、「グリッド」、「フロート」または「水平(行)」の3つのレイアウトから選択します。 - スマート・フィルタの管理
スマート・フィルタ・ページには、ページ上部にある単一の検索フィールドと検索結果レポート(クラシック・レポート、カード、マップまたはカレンダ)があります。スマート・フィルタはファセット検索と同様に動作しますが、スペース効率の高いレイアウトが特徴です。 - ファセット検索の管理
ファセット検索ページでは、Eコマース・サイト(左側の「検索」リージョンおよび「レポート」リージョン)からユーザーが認識する直感的なエクスペリエンスを使用してデータの表示およびフィルタ処理を行います。レポート・リージョンは、検索結果をカードまたはクラシック・レポートとして表示します。 - 対話グリッドの管理
対話グリッドでは、検索可能でカスタマイズ可能なレポートにデータが表示されます。対話モード・レポートで使用可能な同様のカスタマイズ機能に加えて、マウスまたはキーボードを使用して対話しながらレポートを再配置する機能が含まれています。 - 対話モード・レポートの管理
対話モード・レポート・ページには、検索可能で簡単にカスタマイズできるレポートがあります。 - クラシック・レポートの管理
クラシック・レポートには、SQL問合せの書式設定された結果に基づく単純なレポート・ページがあります。 - Order By項目によるソートの管理
リージョンレベルの「Order By項目」属性を構成して、インライン静的LOVを作成します。 - レポート・リージョンの出力
いくつかの異なる形式にエクスポートすることによって、出力するレポート・リージョンを構成します。 - フォームおよびレポートでのBLOBサポートの理解
Oracle APEXでは、宣言的なBLOB
サポートが提供されているため、開発者はフォームでのファイルのアップロード、およびレポートでのファイルのダウンロードや表示を行うことができます。
関連項目: