18.3.1 二面性ビューの管理

ローカルまたはリモート・データベース内の二面性ビューをソースにしてデータを取得するには、二面性ビュー・オブジェクトを作成します。二面性ビューは、Oracle Database 23ai以降でのみ使用できます。

18.3.1.1 二面性ビューについて

Oracle APEXでの二面性ビューについて学習します。

ノート:

二面性ビューは、Oracle Database 23ai以降でのみ使用できます。

二面性ビューでは、JSONドキュメントを使用する利点とリレーショナル・モデルの利点が組み合され、それぞれの制限が回避されます。

ヒント:

JSONリレーショナル二面性ビューについてさらに学習するには、『JSONリレーショナル二面性開発者ガイド』JSONリレーショナル二面性ビューの概要を参照してください。

Oracle APEXでは、二面性ビュー・ソースは、Oracle Database内の二面性ビュー・オブジェクトの所有者と名前、およびデータ・プロファイルに関する情報からなります。

データ・プロファイルにより、JSON属性が、APEXコンポーネントで使用できるデータ型の列にマップされます。二面性ビューは、ローカル・データベースを使用するかREST対応SQL参照を使用して定義できます。二面性ビューを選択した後に、Oracle APEXによってデータベースからJSONスキーマが取得され、データ・プロファイルが構築されます。

作成後は、その二面性ビューをページ・コンポーネント(レポート、チャート、フォームなど)と共有コンポーネント(値リストや自動化など)で使用できます。開発者は、APEX_EXECパッケージを使用してプログラムで二面性ビューにアクセスすることもできます。

関連項目:

『Oracle APEX APIリファレンス』APEX_EXEC

18.3.1.2 二面性ビュー・ソースの作成

「共有コンポーネント」から二面性ビュー・ソースを作成します。

二面性ビューには、Oracle Database 23ai以降が必要です。このトピックでは、二面性ビューとアプリケーションを作成してあることも前提となります。

二面性ビュー・ソースを作成するには:

  1. 「二面性ビュー」ページに移動します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「データ・ソース」で、「二面性ビュー」を選択します。
  2. 「二面性ビュー」ページで、「作成」をクリックします。
  3. 「一般」で、次のように指定します。
    1. 名前 - 新しい二面性ビューの名前を入力します。
    2. 場所 - データのソース(つまり、ローカル・データベースからかREST対応SQLサービスからか)を指定します。この例は、ローカル・データベースを使用していることを前提としています。
    3. 所有者 - 表またはビューの所有者を選択します。
    4. 二面性ビュー - 使用する二面性ビューを選択します。
    5. 「次」をクリックします。

    Oracle APEXにより、その新しい二面性ビューについてデータ・プロファイルが表示されます。

  4. データ・プロファイル - 「主キー」列にあるチェック・ボックスを切り替えて、行を識別する列を表します。
  5. 「作成」をクリックします。

    次のメッセージが表示されます。

    Duality View created.

    その二面性ビューが「二面性ビュー」ページに表示されます。

18.3.1.3 二面性ビュー・ソースの編集と削除

二面性の編集ページで二面性ビュー・ソースを編集または削除します。

二面性ビュー・ソースを編集または削除するには:

  1. 「二面性ビュー」ページに移動します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「データ・ソース」で、「二面性ビュー」を選択します。
  2. 「二面性ビュー」ページで、二面性ビューの名前をクリックします。

    二面性ビューの編集ページが表示されます。このページを使用して、二面性ビュー・ソースを編集または削除します。

  3. その二面性ビューを削除するには、「削除」をクリックします。プロンプトが表示されたら、リクエストを確認し、「削除」を再度クリックします。
  4. 「識別」で、次のステップを実行します。
    1. 名前 - 新しい二面性ビューの名前を入力します。
    2. 静的ID - 二面性ビューの静的IDを入力します。静的IDは、PL/SQLコードにおいて二面性ビューにプログラムでアクセスするために使用します。
  5. 「ソース」で、次のようにします。
    1. 場所 - データのソース(ローカル・データベースからかREST対応SQLサービスからか)を指定します。
    2. 所有者 - 表またはビューの所有者を選択します。
    3. 二面性ビュー - 使用する二面性ビューを選択します。
  6. 「データ・プロファイル」で、次のようにします:
    1. 「データ・プロファイルの編集」をクリックして、データ・ソース形式の解析方法および行と列への変換方法を変更します。
    2. 「設定」で、次のようにします。
      • 名前 - データ・プロファイルの名前を入力します。
      • 書式 - データ書式を選択します。
      • 行セレクタ - 表を返すデータ・プロファイルの場合は、式を入力してデータ・ソース内の行のコレクションを選択します。

        詳細と例を確認するには、アイテム・ヘルプを参照してください。

    3. 「列」で、次のようにします - どのように1つの行を解析し複数の列に変換するかを決定します。「編集」アイコンまたは使用可能なボタンを使用して、列を編集または追加します。
    4. 再検出:
      • 「データ・プロファイルの再検出」をクリックしてデータ・プロファイルをリフレッシュします。
      • JSONスキーマ - データ・プロファイルの生成元となるJSONスキーマ・ファイルを指定します。JSONスキーマを指定しなかった場合は、Oracle APEXによって、表内の既存のデータをサンプリングすることでデータ・プロファイルが生成されます。さらに学習するには、アイテム・ヘルプを参照してください。
    5. 「詳細」で、次の項目を指定します。
      • RAWセレクタの使用 - 有効にすると、JSON解析用のSQL問合せの生成時にOracle APEXによって行セレクタと列セレクタがサニタイズされなくなります。すべてのセレクタは、指定されたとおりに使用されます。
      • プロファイル・コメント - 開発者のコメントまたはノートを入力します。
    6. 「変更の適用」をクリックして、変更を保存します。
  7. 「詳細」 - 「コメント」に、開発者のコメントまたはノートを入力します。
  8. 「変更の適用」をクリックして、変更を保存します。

18.3.1.4 二面性ビューのコピーまたはサブスクライブ

現在のアプリケーションまたは別のアプリケーションから二面性ビューをコピーします。別のアプリケーションから二面性ビューをコピーするときに、それをサブスクライブすることもできます。

二面性ビューをコピーするには:

  1. 「二面性ビュー」ページに移動します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「データ・ソース」で、「二面性ビュー」を選択します。
  2. 「二面性ビュー」ページで、「コピー」をクリックします。
  3. コピー元 - 二面性ビューのコピー元となる場所を選択します。オプションは次のとおりです。
    • このアプリケーション
    • その他のアプリケーション
  4. 現在のアプリケーションからコピーするには:
    1. コピー元 - 「このアプリケーション」を選択します。
    2. 二面性ビューのコピー - コピーする二面性ビューを選択します。
    3. 新しい二面性ビューの名前 - 作成する二面性ビューの名前を入力します。
    4. 「コピー」をクリックします。
  5. 別のアプリケーションからコピーするには:
    1. コピー元 - 「その他のアプリケーション」を選択します。
    2. アプリケーション - コピー元のアプリケーションを選択します。
    3. 二面性ビューのコピー - コピーする二面性ビューを選択します。
    4. サブスクライブ - 二面性ビューをサブスクライブするには、「サブスクライブ」を有効にします。
    5. 新しい二面性ビューの名前 - 作成する二面性ビューの名前を入力します。
    6. 「コピー」をクリックします。

18.3.1.5 二面性ビュー使用状況の表示

二面性ビュー使用状況レポートを表示します。

二面性ビュー使用状況レポートを表示するには:

  1. 「二面性ビュー」ページに移動します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「データ・ソース」で、「二面性ビュー」を選択します。
  2. 「二面性ビュー」ページで、「使用状況」をクリックします。
    「使用状況」ページには、現在のアプリケーション内で二面性ビューが使用されている場所が表示されます。

18.3.1.6 二面性ビュー履歴の表示

二面性ビュー履歴レポートを表示します。

二面性ビュー履歴レポートを表示するには:

  1. 「二面性ビュー」ページに移動します。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーションのホームページで、ページの中央にある「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「データ・ソース」で、「二面性ビュー」を選択します。
  2. 「二面性ビュー」ページで、「履歴」をクリックします。
    「履歴」ページに、現在のアプリケーション内の二面性ビューに対する最近の変更が表示されます。