18.4.7.8 デフォルトの実行時ヘッダーの必要に応じたオーバーライド
新しいRESTフレームワーク・バージョンを使用するように、「RESTデータ・ソース」パラメータを定義します。
デフォルトでは、APEXはエンドポイントとの通信にRESTフレームワークのバージョン6を使用します。それより新しいRESTフレームワーク・バージョンを使用するように特定のRESTデータ・ソースを定義する必要がある場合、これはHeader
型のモジュール・パラメータ(または操作パラメータ)を定義することで実現できます。ヘッダーにREST-Framework-Version
という名前を付けて、ヘッダーの値として使用する必要がある引用符なしのオーバーライドしたバージョン番号を指定します。たとえば:
REST-Framework-Version = 7
デフォルトでは、APEXはアプリケーションの「Oracle Cloud Applications (SaaS) REST Service」ページの「コンポーネント設定」、「共有コンポーネント」で構成したサンドボックス名を使用するように、RESTリクエストに切なヘッダーを構成します(その値がnullでない場合)。アプリケーション・レベルの設定がnullの場合、ヘッダーは送信されません。特定のRESTデータ・ソースのアプリケーション・レベルのサンドボックス名設定をオーバーライドする必要がある場合、これはHeader型のモジュール(または操作)パラメータを定義することで実現できます。ヘッダーにMetadata-Context
という名前を付けて、その値を次のいずれかに設定します:
sandbox="YourOtherSandboxName"
(サンドボックスの名前がYourOtherSandbox
の場合)- この特定のデータ・ソース(または操作)がサンドボックスを使用しないようにするシグナルとして、ヘッダー値を空白(またはnull)のままにします。