このリリースでのこのガイドの変更点
次の変更が、Oracle Graph Server and Clientに付属するプロパティ・グラフ・サポートに適用されます。
Oracle Graph Server and Clientは、Oracle Databaseのプロパティ・グラフ機能を使用するために必要であり(Oracle Graph Server and Clientのインストールを参照)、1年に4回リリースされます。
Oracle Graph Server and Client 25.1の新機能
Oracle Databaseリリース23ai以前と連携する機能
- クイック設定スクリプトを使用したグラフ・サーバー(PGX)の構成のサポートが追加されました。
詳細は、「クイック設定スクリプトを使用したグラフ・サーバーの構成」を参照してください。
GraphBuilder
APIを使用した、パーティション化されたグラフの作成のサポートが追加されました。詳細は、「GraphBuilderインタフェースの使用によるパーティション化されたグラフの作成」を参照してください。
- グラフ・アルゴリズムの進捗追跡のサポートが拡張され、組込みのグラフ・アルゴリズムが追加されました。
詳細は、「実行中のアルゴリズムの進行状況の取得」を参照してください。
- ベルマンフォード単一始点単一終点組込みグラフ・アルゴリズムが追加されました。ベルマンフォードは、グラフ内の最短パスを見つけるために設計された高速アルゴリズムです。ベルマンフォードのアルゴリズムのこの新しいバリアントでは、グラフ内の各エッジに関連する距離やコストを最小限に抑えながら、単一始点から単一終点への最短パス(ある場合)の検出が試みられます。
- グラフ・ビジュアライゼーション設定をJSONファイルとしてインポートおよびエクスポートするためのサポートが追加されました。
詳細は、「グラフ・ビジュアライゼーション設定のインポートとエクスポート」を参照してください。
- グラフ・ビジュアライゼーション設定の「スタイル」タブで頂点とエッジのデフォルト・スタイル設定とカスタム・スタイル設定を両方管理するためのサポートが追加されました。
詳細は、「頂点スタイルとエッジ・スタイルの構成」を参照してください。
- 頂点のグループ化によってグラフをビジュアル化する、「フォース」レイアウトを指定したクラスタ・オプションの有効化のサポートが追加されました。
詳細は、グラフ・ビジュアライゼーションでのクラスタ・オプションの有効化を参照してください。
- Oracle Databaseリリース23aiでの主なプロパティ・グラフ機能
Oracle Database 23aiでの主なプロパティ・グラフ機能について学習します。 - 非推奨となった機能
Oracle Graph Server and Clientで非推奨となった機能を確認します。 - サポート対象外となった機能
Oracle Graph Server and Clientでサポート対象外となった機能を確認します。