指定した期間でのメンテナンス・モードの開始
put
/admin/v1/maintenance/start/{duration}
メンテナンス・モードを開始します。MicroTxコーディネータの複数のレプリカをデプロイした場合は、各レプリカでこのAPIを実行します。進行中のトランザクションが完了する時間バッファを分単位で指定します。開始する前に、必ず`/admin/v1/maintenance/clear` RESTコールを実行して、データ・ストア内の既存のキャッシュ済メンテナンス・データをクリアしてください。メンテナンス・モードを開始すると、MicroTxトランザクション・コーディネータの各レプリカ内のすべての新規リクエストのトランザクション・ログがキャッシュとデータ・ストアの両方に保存されます
リクエスト
サポートされているメディア・タイプ
- application/json
パス・パラメータ
- duration(必須): string
時間(分)。
レスポンス
サポートされているメディア・タイプ
- application/json
200レスポンス
OK、メンテナンス・モード
202レスポンス
受け入れられ、メンテナンス・プロセスが開始されました
500レスポンス
InternalServerError
例
cURLコマンド
次の例では、cURLを使用してRESTリソースに対するPUT
リクエストを発行することによって、進行中のトランザクションが完了するために指定された時間バッファを使用してメンテナンス・モードを開始する方法を示しています。cURLの詳細は、「cURLの使用」を参照してください
コマンドは1行で入力してください。この例では、読みやすくするために改行を使用しています。
curl -X PUT
-H "Authorization:Bearer $OTMM_COOKIE"
https://192.0.2.1:8080/admin/v1/maintenance/start/7
-
OTMM_COOKIE
は、前に認証cookieを格納した変数の名前です。認証cookieの取得および変数への格納の詳細は、認証を参照してください。 -
192.0.2.1:8080
は、RESTエンドポイントURLの例です。この値をRESTエンドポイントURLに変更して、ご使用の環境のIstioイングレス・ゲートウェイにアクセスします。ご使用のサイトのRESTエンドポイントURLを確認する方法の詳細は、リクエストの送信を参照してください。 7
は、進行中のトランザクションが完了する時間バッファ(分単位)です。5より大きい整数を指定できます。5分未満の値を入力した場合、この値はデフォルトで5分に設定されます。
レスポンス本文の例
JSON形式のレスポンス本文のコンテンツの例を次に示します。
{
"message": "maintenance process started"
}