3.7.4 Oracle Database資格証明のKubernetesシークレットの作成

MicroTxでは、トランザクション情報を追跡するための永続ストアとしてOracle Databaseの使用がサポートされます。

values.yamlファイルにOracle Database資格証明を指定する必要があります。MicroTxは、サービスのインストール後に資格証明を使用してデータベースへの接続を確立します。
Autonomous Databaseインスタンスを使用している場合は、次のステップを開始する前に、必ずウォレットをダウンロードして構成マップを作成してください。「Autonomous Databaseクライアント資格証明の取得」を参照してください。
Oracle Databaseログインの詳細を提供するKubernetesシークレットを作成するには:
  1. Oracle Databaseログインの詳細を使用してKubernetesシークレットを作成します。MicroTxをデプロイするネームスペースにKubernetesシークレットを作成してください。

    次のコマンドは、ユーザーacmeのパスワードを使用して、otmmネームスペースにdb-secretという名前のKubernetesシークレットを作成します。このコマンドを環境で実行する場合は、これらの値を環境に固有の値に置き換えます。

    kubectl create secret generic db-secret \
        --from-literal=secret='{"password":"*****", "username":"acme"}' -n otmm
  2. 作成したKubernetesシークレットの名前を書き留めます。この名前は、MicroTxのデプロイ中にvalues.yamlファイルに指定する必要があります。
values.yamlを、Oracle Database資格証明および接続文字列を格納するために作成したKubernetesシークレットの名前で更新します。また、Autonomous Databaseインスタンスを使用している場合は、構成マップの名前を指定します。