14.4.3 MicroTx Node.jsライブラリのログの有効化

デフォルトでは、MicroTxクライアント・ライブラリを使用するMicroTxコーディネータおよびJavaアプリケーションでロギングが有効になっています。ただし、MicroTxクライアント・ライブラリを使用するNode.jsアプリケーションでは、ロギングを有効にする必要があります。

MicroTxライブラリを構成するための値を指定したtmm.propertiesファイルで、次のプロパティの値を指定して、Node.jsアプリケーションのロギングを有効にします:
  1. oracle.tmm.EnableDebugLogstrueに設定します。
    デフォルト値はfalseです。この値をfalseに設定した場合、MicroTxクライアント・ライブラリは、エラーが発生した場合にのみメッセージをログに記録します。
  2. oracle.tmm.enableLogTimestamptrueに設定します(タイムスタンプをYYYY-MM-DD HH:MM:SS.SSS形式で表示する場合)。
    デフォルト値はfalseであるため、デフォルトではタイムスタンプは表示されません。

これらの構成値を環境変数として指定することもできます。tmm.propertiesファイルと環境変数の両方に値を指定した場合、環境変数に設定されている値がプロパティ・ファイルの値をオーバーライドすることに注意してください。

次の例は、環境変数を構成するためのサンプル値を示しています。

export ENABLE_DEBUG_LOGS=true
export ENABLE_LOG_TIMESTAMP=true

環境変数名では大/小文字が区別されることに注意してください。