3.7.1 ストアド・プロシージャを実行するための権限の付与

MicroTxコーディネータは、サービスの開始時にストアド・プロシージャを作成します。Oracle Databaseユーザーにストアド・プロシージャを作成および実行する権限がない場合、サービスは起動しません。

このタスクは、Oracle Databaseをデータ・ストアとして使用する場合にのみ実行します。データ・ストアへのアクセス権を持つユーザーに、次の権限を付与します。
  • ストアド・プロシージャを作成および実行する権限を付与するには、次のコマンドを実行します。

    サンプル・コマンド

    GRANT CREATE SESSION, CREATE TABLE, CREATE PROCEDURE, EXECUTE ANY PROCEDURE TO <data_store_user>; 

    ここで、<data_store_user>は、データ・ストアにアクセスできるユーザーの名前です。

  • 表およびプロシージャの作成に必要な表領域を付与するには、次のコマンドを実行します。次のコマンドは、指定したユーザーに無制限の表領域権限を付与します。要件に従って割当てを変更します。

    サンプル・コマンド

    GRANT UNLIMITED TABLESPACE TO <data_store_user>;