3.4.3 Kubernetesに必要なソフトウェアのインストール

KubernetesにMicroTxをインストールする前に、必要なソフトウェアをローカル・マシンにインストールして構成する必要があります。

次の手順を実行して、必要なソフトウェアをインストールし、ローカル・マシンに環境を構成します:

  1. Kubernetesクラスタでデプロイメントを作成および管理するために、Kubernetesコマンドライン・インタフェース(Kubectl)バージョン1.21.x以降をインストールします。https://kubernetes.io/docs/tasks/tools/を参照してください。
  2. 最新バージョンのHelm 3.xをローカル・マシンにインストールします。詳細は、https://helm.sh/docs/intro/install/を参照してください。
    Helmを使用するとデプロイメントが容易になります。1つのコマンドを実行してアプリケーションとリソースをKubernetesクラスタにインストールできるためです。HelmはKubernetes APIサーバーとやり取りして、Kubernetesリソースのインストール、アップグレード、問合せおよび削除を行います。
  3. ネームスペースを作成します。次のコマンドによって、otmmという名前のネームスペースが作成されます。

    サンプル・コマンド

    kubectl create ns otmm

    サンプル・レスポンス

    namespace/otmm created

    ネームスペースの名前を書き留めます。後で、このネームスペースにMicroTxをデプロイします。