8.1 Sagaでアプリケーションを開発するワークフロー
マイクロサービスの開発、テストおよびデプロイを個別に行います。MicroTxを使用してアプリケーションのトランザクションを管理するには、既存のアプリケーション・コードにいくつか変更を加えて、MicroTxライブラリによって提供される機能を統合する必要があります。
MicroTxを使用してSagaトランザクションを管理するアプリケーションを開発するには、次のワークフローをガイドとして使用します。
タスク | 説明 | 詳細 |
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MicroTxをインストールします | MicroTxをインストールし、アクセスできることを確認します。 | MicroTxをインストールして使用するワークフロー |
MicroTxライブラリ・プロパティの構成情報を指定します。 | Node.jsアプリケーションがライブラリにアクセスできるように、すべてのトランザクション参加側およびトランザクション・イニシエータのNode.jsアプリケーションに対してこのステップを実行します。 | Node.jsアプリケーションのライブラリ・プロパティの構成 |
MicroTxライブラリをアプリケーション・コードと統合します。 | 次の要因に基づいて、ライブラリを統合する適切な手順を選択します:
|
ライブラリは、JavaおよびNode.jsのアプリケーションで使用できます。次のタスクのいずれかを実行します。 |
セッション・アフィニティの有効化 | 内部メモリーをデータ・ストアとして使用し、トランザクション・コーディネータを複数のレプリカにデプロイする場合は、SagaおよびXAトランザクションに対してセッション・アフィニティを有効にする必要があります。TCCトランザクションに対してセッション・アフィニティを有効にする必要はありません。 | セッション・アフィニティの有効化 |
アプリケーションのデプロイ | MicroTxライブラリ・ファイルをアプリケーションに統合した後で、アプリケーションをデプロイします。 | アプリケーションのデプロイ |
親トピック: Sagaでのアプリケーションの開発