1.2.13 Oracle Exadata Storage拡張ラックX4-2の一般的な環境要件

Oracle Exadata Storage拡張ラックX4-2の環境要件は、システムのサイズによって異なります。表1-12に、各Oracle Exadata Storage拡張ラックX4-2の一般的な環境要件を示します。

表1-12 Oracle Exadata Storage拡張ラックX4-2の環境要件

環境要素	Oracle Exadata Storage拡張X4-2フル・ラック	Oracle Exadata Storage拡張X4-2ハーフ・ラック	Oracle Exadata Storage拡張X4-2クオータ・ラック
重量	824.2 kg (1817 lbs)	513.0 kg (1131 lbs)	346.5 kg (764 lbs)
音響レベル	82 db(A)	79 db(A)	76 db(A)
電力	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 10.2 kVA 標準: 7.1kVA (適用負荷に応じて異なります) 高容量ドライブ 最大: 9.1 kVA 標準: 6.3kVA (適用負荷に応じて異なります)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 5.7 kVA 標準: 4.1kVA (適用負荷に応じて異なります) 高容量ドライブ 最大: 5.2 kVA 標準: 3.7kVA (適用負荷に応じて異なります)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 2.9 kVA 標準: 2.0kVA (適用負荷に応じて異なります) 高容量ドライブ 最大: 2.7 kVA 標準: 2.0kVA (適用負荷に応じて異なります)
冷却	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 34,100BTU/時(36,000kJ/時) 標準: 23,900BTU/時(25,200kJ/時) 高容量ドライブ 最大: 30,400BTU/時(32,100kJ/時) 標準: 21,200BTU/時(22,400kJ/時)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 19,100BTU/時(20,150kJ/時) 標準: 13,650BTU/時(14,400kJ/時) 高容量ドライブ 最大: 17,400BTU/時(18,400kJ/時) 標準: 12,300BTU/時(13,000kJ/時)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 9,500BTU/時(10,000kJ/時) 標準: 6,700BTU/時(7,000kJ/時) 高容量ドライブ 最大: 8,900BTU/時(9,400kJ/時) 標準: 6,500BTU/時(6,900kJ/時)
前方から後方への通気(実際のデータ・センター環境によって変化)	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 約1,600 CFM 標準: 約1,100 CFM 高容量ドライブ 最大: 約1,410 CFM 標準: 約980 CFM	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 約900 CFM 標準: 約650 CFM 高容量ドライブ 最大: 約810 CFM 標準: 約570 CFM	高パフォーマンス・ドライブ 最大: 約440 CFM 標準: 約310 CFM 高容量ドライブ 最大: 約410 CFM 標準: 約300 CFM
IPアドレス数	42(単一クラスタのイーサネット・ネットワークの場合) 36 (InfiniBandネットワークの場合)	24(単一クラスタのイーサネット・ネットワークの場合) 18 (InfiniBandネットワークの場合)	13(単一クラスタのイーサネット・ネットワークの場合) 8 (InfiniBandネットワークの場合)
ネットワーク・ドロップ	1個以上のネットワーク・ドロップ	1個以上のネットワーク・ドロップ	1個以上のネットワーク・ドロップ
外部接続	12個のInfiniBandポート	12個のInfiniBandポート	12個のInfiniBandポート