6.12 新規システムのイメージ化
Oracle Exadataシステムをデプロイメント用に準備するための様々なオプションがあります。
PXEおよびISOオプションを指定してpreconf.csv
ファイルを使用すると、最初の自動ブート構成が可能になりインストールが大幅に簡素化されますが、必須ではありません。インストール・メディアからブートし、プロンプトに従ってシステムを構成できます。
Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降では、ハードウェアがSecure Eraserをサポートしている場合、再イメージ化中にSecure Eraserが自動的に起動します。これにより、パフォーマンスを損なうことなく再イメージ化の手続きが大幅に簡略化されます。ラックを別用途で使用する際はラックをイメージ化するだけでよく、データはプロセスの一環として安全および透過的に消去されます。
リリース12.1.2.2.0以上では、インストール・メディアが簡素化され、ImageMakerプロセスを使用してファイルを作成する必要がなくなりました。
- ISOイメージを使用した新規システムのイメージ化
Oracle Exadataのアップグレード時に使用するISOイメージをダウンロードできます。 - エラスティック構成を使用した新規システムのイメージ化
エラスティック構成は現在すべての新規デプロイメントの標準方法であり、Oracle Exadata X4-8以降のサーバーに適用されます。 - ISOを使用した新規システムのイメージ化
ISOを使用して、新規Exadataシステムをデプロイメント用に準備できます。 - PXEを使用した新規システムのイメージ化
PXEを使用して、新規Exadataシステムをデプロイメント用に準備できます。 - イメージ化パラメータへの更新
12.1.2.1.0以上では、イメージ化のためのいくつかのコマンドライン・オプションが変更されました。