6.12.5 イメージ化パラメータへの更新

12.1.2.1.0以上では、いくつかのコマンドライン・オプションが変更されました。

次のような変更がありました:

  • updfrm

    updfrmオプションはどのような形でも使用しないでください。このオプションは、将来イメージ化オプションから削除されます。かわりに、最初のブート時にファームウェアが自動的に更新されるようにします。

  • dualboot

    12.1.2.1.0ではSolarisがサポートされないため、dualbootは不要になりました。このオプションは12.1.2.1.0以上では有効ではありません。

  • factory

    factoryキーワードの意味は12.1.2.1.0から変更されました。factoryを使用する場合、ovs=yesなどの追加のオプションが強制されるようになりました。これは、最終システム構成(Oracle VM、物理など)に関係なく、すべてのイメージ化で使用する必要があります

  • OVS=yes|no

    このオプションのデフォルトはnoです。ただし、将来変更される可能性があるため、このオプションを使用することはお薦めしません。かわりに、一部のデフォルト・オプションを上書きするfactoryオプションを使用します。

役立つ追加のコマンドライン・オプションがあります。

  • データベース・ノードでホット・スペアを作成するには、enable_hot_spareオプションを使用します。

    • makeImageMedia.shオプション: -enable_hot_spare

    • PXEオプション: enable_hot_spare

  • InfiniBandインタフェースのアクティブ結合または非アクティブ結合を強制するには(主に拡張ラックの場合)、active-bond-ibオプションを使用します。

    • makeImageMedia.shオプション: -active-bond-ib <yes|no>

    • PXEオプション: active-bond-ib=<yes|no>

imagemakerソフトウェアに付属のREADME_FOR_FACTORY.txtファイルでは、各オプションについて詳細に説明しています。