6.15 KVMホストでの/EXAVMIMAGESの拡張
KVMホストの使用可能な領域を使用して/EXAVMIMAGES
を拡張するには、この手順を使用します。
Exadataデータベース・サーバーでは、ローカル・ディスク記憶域はボリューム・マネージャによって管理され、使用可能なすべての記憶領域が単一のボリューム・グループに割り当てられます。また、ボリューム・グループには、様々なファイル・システムをサポートする多数の論理ボリュームが含まれています。KVMホストでは、ほとんどの領域がゲスト記憶域に使用される/EXAVMIMAGES
に割り当てられます。
通常、必要に応じてファイル・システムを容易に拡張できるように、ボリューム・グループには適度な空き領域が確保されます。ディスク拡張キットをデータベース・サーバーに追加することで、追加の領域も使用できます。キットは4台のハード・ドライブで構成されます。これらのドライブはデータベース・サーバーの未使用のスロットに取り付けられます。
ノート:
ディスク拡張キットは、2ソケットのOracle Exadata Database Machineシステムでのみサポートされています。ディスク拡張キットをインストールした場合は、この手順を続行する前に、「データベース・サーバーX8M-2以前へのディスク拡張キットの追加」で説明されている手順を完了していることを確認してください。
親トピック: Oracle Linux KVMゲストの管理