8.5.9 個々のパッケージの更新
セキュリティの確保やカスタマイズのために、Exadataリリースによって提供される個々の(汎用的な) Linuxパッケージを更新することが必要になる場合もあります。これを行うには、まずexadata-sun-computenode-exact
rpmを削除します。
このrpmを削除することは、機能には影響を及ぼしませんが、ロックが削除されます。このロックを削除することで、特定の個々のLinux rpmを更新できるようになります。
必要に応じて、次のようにexadata-sun-computenode-exact
rpmを削除できます。
[root@dm01 ]# rpm -e exadata-sun-computenode-exact
新しいリリースに更新するときに、更新ユーティリティはロックをリストアしようとします(exadata-sun-computenode-exact
)。このことは、たとえば、より新しいリリースにより新しいパッケージが同梱されている場合に発生することがあります。
exadata-sun-computenode-exact
rpmをリストアできない場合、更新ユーティリティはexadata-sun-computenode-minimum
にフォールバックします。
ノート:
Oracleサポート・サービスからの指示がないかぎり、パッケージで強制的にrpm -Uvh --nodeps
コマンドを使用しないでください。