8.2.2.5 バージョン互換性および複合バージョンのサポート
最も安定したセキュアなシステムを維持するために、定期的に更新されるすべてのコンポーネントのソフトウェアは、推奨される最小リリースと揃えることをお薦めします。
ただし、ソフトウェア・メンテナンス・ウィンドウ中にコンポーネントのサブセットのみを更新することがサポートされており、残りのコンポーネントは以前のバージョンのままです。たとえば、次のシナリオがサポートされます。
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Oracle Exadataストレージ・サーバーのサブセットを新しいバージョンのOracle Exadata System Softwareに更新しますが、残りのストレージ・サーバーは以前のOracle Exadata System Softwareのバージョンのままです。
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Oracle Exadataストレージ・サーバーを新しいバージョンのOracle Exadata System Softwareに更新しますが、データベース・サーバーは以前のOracle Exadata System Softwareのバージョンのままです。
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Oracle Exadataデータベース・サーバーを新しいバージョンのOracle Exadata System Softwareに更新しますが、ストレージ・サーバーは以前のOracle Exadata System Softwareのバージョンのままです。
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Oracle Exadataストレージ・サーバーを新しいバージョンのOracle Exadata System Softwareに更新しますが、RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチは以前のOracle Exadata System Softwareのバージョンのままです。
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RDMAネットワーク・ファブリック・スイッチを新しいバージョンのOracle Exadata System Softwareに更新しますが、Oracle Exadataストレージ・サーバーは以前のOracle Exadata System Softwareのバージョンのままです。
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Oracle Exadataストレージ・サーバーを新しいバージョンのOracle Exadata System Softwareに更新しますが、Oracle Grid InfrastructureまたはOracle Databaseソフトウェアは以前のリリースおよび更新レベルのままです。
複合バージョン(同じコンポーネント内または異なるコンポーネント間)はサポートされていますが、これは、ローリング・アップグレードの目的で、ローリング・アップグレード中に存在する一時的な構成のみにすることを強くお薦めします。
複合バージョンの場合、次のルールおよび考慮事項に従う必要があります。
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特定の世代のOracle Exadataハードウェアには、最小要件としてOracle Exadata System Softwareバージョンがあります。たとえば、Oracle Exadata X6ハードウェアには、Oracle Exadata System Softwareリリース12.1.2.3.1以降が必要になります。
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特定のOracle Databaseリリースには、Oracle Exadataの機能を完全にサポートするための最低限のOracle Exadata System Softwareリリースが必要です。たとえば、Oracle Database 12cリリース2 (12.2)では、Oracle Exadataのすべてのオフロード機能をサポートするために、ストレージ・サーバーでOracle Exadata System Softwareリリース12.2.1.1.0以上が必要です。
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Oracle Exadata System Softwareの新しいリリースで提供されている機能には、最低でもOracle Grid InfrastructureまたはOracle Databaseのソフトウェア・リリースまたはリリース更新が必要です。たとえば、Oracle Exadataの機能である圧縮型索引スキャンのためのSmart Scanオフロードには、ストレージ・サーバー上にOracle Database 12.2とOracle Exadata System Software 12.2が必要です。
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Oracle Grid Infrastructureでは、ローリング更新中にのみ複合バージョンがサポートされています(たとえば、リリース12.1.0.2から12.2.0.1への更新中、またはリリース12.1.0.2.161018から12.1.0.2.170117への更新中)。Oracle Clusterwareの機能には、クラスタがローリング・アップグレード・モードの場合に制限されているものもあります。
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Oracle Databaseでは、ローリング更新中にのみ複合バージョンがサポートされています(たとえば、リリース12.1.0.2.161018から12.1.0.2.170117への更新中)。